「子ども育てる=次世代の人間を作る」ということを心して子育てしています
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(8歳男の子と6歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
日本ではよく「子どもは放っといても勝手に育つ」、
なんてことが美徳として言われたりしますが、我が家ではその言葉はご法度。
子どもを産むということは、次の世代を作ることであり、次世代の子どもたちが今後の日本を担っていきます。
わたしたちは彼らに、安心してバトンをパスできるよう、責任持ってしっかりと育て上げなくてはいけないと思うのです。
だから私は、前出の「勝手に育ってくれる」だなんて、そんな風には考える事はできません。
先代の人たちが私たちに遺してくれた素晴らしいものは、しっかりと子どもたちに託していきたいです。
それは例えば"品格"、"知性"、"感性"、"思考力"。
これらはすべてお金では買えないもの。勉強させて身につけるものでもありません。
私と主人は、とくに"品格"と"感性"が何よりも大切であると教わって幼少期に育ちました。両親もまた、"品格"と"感性"が大切だということを祖父母から受け継ぎました。
私たちが代々受け継いだ灯火を決して絶やすことないように、しっかりと息子と娘に伝えていくことが、私たち両親としての大きな役目だと思っています。
"品格"や"感性"というものは、ある日突然身につくものでは決してありません。
日々の生活の中から培っていくものです。
"感性"については、今までこのコラムで書かせていただいた日々のことで自然と形成されているはずです。
"品格"については、これは人間のどこに表現されるかというと考えれば、結局は「余裕」ではないかと思っています。この「余裕」があることで、人とのお付き合いや立ち居振る舞いなど、すべての面に"品格"が醸されるのかと。
では「余裕」は一体どこから生まれるのか?
まず大切なのは、親が愛情を込めて適切な躾をして人間としての基礎を形成させる。そして、幼少期からたくさんの人と交流し、たくさんの経験を積み重ね、自信を付けさせて上げる。これらが蓄積されて、自然と「余裕」として現れるのだと思います。
だから私は、子どもたちと過ごす毎日の生活を"とても丁寧に"過ごすよう心がけています。