「かもしれない」が教えてくれる、モノゴトの新しい見方
モデルSAWAが綴る、自由の中に軸をもったしなやかな育児
- 名前
- SAWA
- 家族
- 4人(12歳と8歳の女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- モデル、TCS認定コーチ、マザーズティーチャー、たいわ室コーチ
- URL1
- SAWA(@sawa_iam)Instagram
- URL2
- SAWA official
【モデルSAWAが綴る、自由の中に軸をもったしなやかな育児】
世田谷文学館にて開催されていた『ヨシタケシンスケ展かもしれない』へ、行ってまいりました。
一歩足を踏み入れたその瞬間から、そこには様々な"〜かもしれない"という、コーチング的な要素があちらこちらに散りばめられていました。中でも、壁一面に張り巡らされたスケッチ1枚1枚は、なんだかスーーーッとお腹の底に染み込んでくる、そんな心地よさがありました。
1つのモノやコトに対して様々な角度があるということを何一つ押しつけることなく、分かりやすく表現されているヨシタケ作品。けれども、それは簡単なことではなく抜群のバランスやセンスがなければ創り出せない作品ばかりだなーとしみじみ。その世界観を娘と共に味わいつくすことができました。
たんまり満喫して文学館から出てみると、隣の池には色とりどりとても美しく立派な鯉が悠々自適に泳いでいるじゃないですか。
「わぁー鯉さん達、気持ちよさそうだねー」
「え? そう見える? そうかもしれない......。けど、本当は不自由かもしれないよ」
「え? そう見える?」
「うーん、鯉にしか分からないけど、そうかもしれないよね」
はい、これぞ完全に『ヨシタケシンスケ展かもしれない』(笑)、と感じた帰り道でした。「〜かもしれない」と意識して別の答えを持つことは、子育てや自分自身を知る良い方法なのかもしれません。
ちなみに
『みえるとか、みえないとか』が、長女は好み。
『ふまんがあります』は、次女の好み。
『ころべばいいのに』が、わたし的好み。
どの世代にも通ずる、ヨシタケシンスケさんの世界。皆さんは、どの本がお好みですか?
〈SAWAさん連載〉
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