この路線は飛騨山脈を迂回するための大きなカーブや、日本有数の豪雪地帯である新潟から富山へかけての積雪対策でもある長いトンネルが特徴。路線図で確認しながら乗ってみては。終点の金沢駅にある美しいドームは雨や雪の多い金沢の天気で旅行者が困らないためのおもてなしだそう。

　子どもの好きなカルチャー体験。金沢で人気なのは箔貼り。 「箔一」(注１)ではシールを貼っての作業なので、小さな子供でも可能です。茶屋街(注2)散策の合間に行くと動線もよく便利。併設ショップで販売している金箔入りの入浴剤は子ども受けもよくお土産にオススメです。

　金沢駅からもほど近い近江町市場(注3)は海産物の宝庫。大抵のお店では新鮮なのどぐろや蟹などを発送できます。その場で食べられる殻付きのウニや、エビも並んでいるので食べ歩きをしながら、ランチはもちろんお寿司で決まり！市場全体に屋根があるのも雨の多い金沢では助かります。

　「まちに開かれた公園のような美術館」をコンセプトに掲げる金沢21世紀美術館(注4)。 フォトジェニックな「スイミング・プール」をはじめとして、体感型の作品が多く、子どもも楽しめます。作品数は多くないので、道を渡ってすぐの兼六園と組み合わせてまわるとスムーズです。

　天気のいい日におすすめなのがこの兼六園(注5)と金沢21世紀美術館をセットで周るコース。 特に11月から3月にかけて見られる「雪吊り」は金沢の冬の風物詩です。他にも「ことじ灯籠」など見どころがいくつかあるのでぜひ探しながら散歩を楽しんでみて。