中高一貫校の英語入試【共学】受験対策に知っておきたい1科目入試

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子どもの将来にとって、英語は国際的な学びやコミュニケーションの基礎となる重要なスキル。これからの時代は、英語を話せるだけでなく、自分の考えを発信できる力が求められています。そのため、小学校英語教育でも「読む・聞く・話す・書く」の4技法をバランスよく伸ばす、総合的な英語教育が重視されるようになりました。

こうした流れを受け、私立中学校でも英語力を積極的に評価する入試を導入する動きが広がっています。「英語1科目入試」は、継続的に英語を学んできた子どもにとって大きなチャンス。英語のみの筆記試験やスピーチなどに加え、英検取得を評価に取り入れる学校もあります。

今回は、英語1科目入試を実施する都内の私立中学校をご紹介。中学受験の対策を進めるうえで、お子さんの英語力を活かせる学校選びの参考にしてみてください。

※各校の試験の実施や日程については、必ず学校HPにて内容をご確認ください。


〈掲載情報〉
1. 三田国際科学学園中学校・高等学校
2. 東京都市大学 等々力中学校・高等学校
3. ドルトン東京学園中等部・高等部
4. 東京学芸大学附属国際中等教育学校
5. サレジアン国際学園世田谷中学高等学校
6. 工学院大学附属中学校・高等学校

       
  • 三田国際科学学園中学校・高等学校

  • 東京都市大学 等々力中学校・高等学校

  • ドルトン東京学園中等部・高等部

          
  • 東京学芸大学附属国際中等教育学校

  • サレジアン国際学園世田谷中学高等学校

  • 工学院大学附属中学校・高等学校

  • 【世田谷区】国際教育やICT、サイエンス教育に力を入れる三田国際学園では、教科横断型授業を取り入れており「主体的に学び自ら解決する力」を育みます。帰国生が多いインターナショナルクラスでは、国語以外の教科を英語で学習。入試の選抜方法は、英語と面接による受験です。

  • 【世田谷区】共生・英知・高潔を理念に掲げる等々力中学校。6つのコンセプトを反映した校舎で、国際社会を舞台に活躍するグローバルリーダーを育成します。難関国公立大学を目指すS特選コースと特選コースでは、英語1教科型入試を実施。英検2級〜準1級レベルの問題が出題されます。

  • 【調布市】ドルトン東京学園は、学びの設計・追求・発信を一連の流れとする学習者中心のメソッドを導入。英語プログラムとして全クラスでオールイングリッシュの授業を行い、3年目以降は海外研修で実践力を磨きます。英語型入試は出願理由書・英作文・英語面接で選考されます。

  • 【練馬区】東京学芸大学附属国際中等教育学校は、国際理解・人間理解・理数探究を柱にした6年一貫教育を実施し、海外教育体験生徒へのサポートも充実しています。イマージョン授業を通じて、主体的に考え議論する高度な英語力を育成。入試選抜方法は書類審査と面接、英語日本語作文です。

  • 【世田谷区】問題解決型のPBL型授業で「世界市民力」を育むサレジアン国際学園世田谷中学高等学校。インターナショナルクラスは入学時の英語レベルによってスタンダード・アドバンストにクラス分けされます。選抜方法は英語筆記、英語エッセイ、英語と日本による面接です。

  • 【八王子市】ICT教育に力を入れる工学院大学附属中学校では、インターナショナルクラスで「CEFR C1」を目指すカリキュラムと、海外大進学を見据えた学びを実施。入試の受験資格は「海外在住1年以上」または「「国内インターナショナルスクール在籍者」で、資格認定も必要です。