本好きな親子必見!建築美が魅力の図書館|関西のおすすめ6選

Choice

子どもから大人まで、気軽に本を楽しめる施設、図書館。
最近では、地域の特色を活かし、長く滞在して楽しめる図書館が増えています。

今回ご紹介するのは、魅力的な内外装をもつ関西の図書館。100年以上の歴史を刻む重厚な建築物や、子どもがワクワクする工夫が詰まったデザイン、地元産木材を活用した温もりあふれる空間など、細部にまでこだわった建築は見どころ満載です。

さらに、本を読むだけではなく、ワークショップに参加したり、カフェでくつろいだりと、新たな体験ができる図書館も。いつもとは違う特別な本との出会いが待っています。

本と建築が織りなす素敵な空間を訪れる旅に、ぜひ親子で出かけてみませんか?


〈掲載情報〉
1. 大阪府立中之島図書館(大阪府)
2. 守口市立図書館(大阪府)
3. こども本の森 神戸(兵庫県)
4. 京都国際まんがミュージアム(京都府)
5. 京都府立図書館(京都府)
6. 守山市立図書館(滋賀県)

〈関連記事〉
親子でゆったり読書を楽しめる都内の名建築図書館おすすめ6選

       
  • 大阪府立中之島図書館(大阪府)

  • 守口市立図書館(大阪府)

  • こども本の森 神戸(兵庫県)

          
  • 京都国際まんがミュージアム(京都府)

  • 京都府立図書館(京都府)

  • 守山市立図書館(滋賀県)

  • 1904年に住友吉左衞門が大阪府に寄贈した府立図書館は、建築家の野口孫市と日高胖が設計。ルネッサンス様式の外観とネオ・バロック様式の内部が特徴です。大阪最古級のステンドグラスが嵌め込まれたドームは、差し込む光が館内を柔らかく照らし、歴史的な美しさを今に伝えています。

  • 生涯学習センターをリノベーションし誕生した守口市立図書館。既存の建物は資源として再活用され、多様な居場所が集まるアクティブな空間に生まれ変わりました。設計は、東京を拠点に活動するSALHAUS。階ごとに異なる色彩が取り入れられ、親子で訪れても居心地の良い図書館です。

  • 子どもが自由に本と触れ合える「こども本の森 神戸」は、建築家・安藤忠雄氏によって寄附された文化施設。子どもの目線に合わせた本棚や温かみのあるスツールは、地元の木材を使用しています。公園やウッドデッキでの読書も可能。子どもの感性と創造力を育む空間が広がっています。

  • 京都国際まんがミュージアムは、日本最大の漫画博物館。約30万点の資料から、普段とは異なる視点で漫画の世界に浸ることができます。5万冊が並ぶ「マンガ本の壁」は壮観。建物は、昭和初期に建造された龍池小学校校舎を活用しており、国の登録有形文化財にも登録されています。

  • 関西近代建築の父・武田五一設計の京都府立図書館。阪神淡路大震災の影響を受け改築されましたが、外壁正面部は1909年の開館当初のものが使用されています。当時、西欧で流行していたセセッション(分離派)のデザインが外観のドアや窓枠などに色濃く残り、歴史の趣を感じさせます。

  • 読書日本一のまちを目指す守山市の市立図書館は、隈研吾さん設計で2018年開館。滋賀県産杉材を使用し、森を散策するような空間で読書 や学びが楽しめます。約38万冊を収蔵。おはなし会や地域資料コーナー、貸室、防音スタジオなども備え、交流拠点としても親しまれています。