植物・農業のお話を本で読もう!小学生におすすめの文学作品6選

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子どもと読みたいお花・植物・農業がテーマの文学作品

年齢
小学校低学年、小学校高学年、中学生、親子
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チイの花たば
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女神のサラダ
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花屋さんが言うことには
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ハーベスト
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ストロベリーライフ
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土を喰らう十二ヵ月

小説を通して、農業や植物の世界をお子さんと一緒に覗いてみませんか。
お花や野菜の栽培、農業などを題材にした、小学生中学生におすすめの文学作品をご紹介します。

都会で暮らしていると、普段なかなか土に触れる機会がないというご家庭も多いでしょう。今まで植物や野菜を育てた経験がないという子どもでも、魅力的な物語を通じて好奇心が刺激されるはず。

農業や植物に興味を持ち、知識をつけることは、身近な自然との関わりを理解するためにも大切です。読書をきっかけにして、食やサイエンスなど、幅広い興味につながることも期待できます。

今回ご紹介する書籍の中には、実際に中学入試の問題に登場した小説もあり、受験対策にも役立ちそうです。

親子で一緒に、植物や農業についての知識を深め、自然とのつながりを感じる素敵な時間を楽しんでみてください。


〈掲載情報〉
1. チイの花たば
2. 女神のサラダ
3. 花屋さんが言うことには
4. ハーベスト
5. ストロベリーライフ
6. 土を喰らう十二ヵ月

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  • チイの花たば

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  • ハーベスト

  • ストロベリーライフ

  • 土を喰らう十二ヵ月

  • チイの花たば」は、お花屋さんのおばあちゃんと孫娘チイの優しい物語です。おばあちゃんに憧れるチイもお花屋さんになりたいと願い、花に試される試験を受けることに。不思議な夢の中で試験に挑みます。小学校低学年でも読みやい文章で、お花いっぱいの温かい物語を届けてくれます。

  • 農業に携わる女性たちの想いや悩みを描いた短編集「女神のサラダ」。2021年度中学入試にて出題されました。作物を大切に育てることが、仲間との絆を深めることに繋がるという温かいメッセージが込められており、農業や人との関わりの大切さを学べます。

  • 花屋さんが言うことには」は、花屋で働き始めた女性が主人公。様々な想いの詰まったお花を届け、仕事や周りの人々と関わる中で、再び自分の夢と向き合っていく物語が描かれた連作短編集です。作品内の「向日葵」は2023年度の私立女子中学入試にて出題がありました。

  • ハーベスト」は、本好きなぼく、実は優しい西森くん、帰国子女の先輩アズサの3人が、フランス語で菜園を意味する「ポタジェ」を作るために奮闘する物語。植物の育成を通して、理科の知識を学べる要素もあります。2024年度の中学入試にて、複数の学校で出題されました。

  • 誰もが直面する様々な問題について、イチゴを通して答えを出していくヒューマンドラマ「ストロベリーライフ」。物語を通して、イチゴの意外な栽培方法や生産者の苦労を知る事ができます。「農業なんてかっこ悪い。」と思っていた主人公の恵介でしたが、最後に出した答えは…!?

  • 土を喰らう十二ヵ月」は、水上勉の食エッセイを原作に映画化・ノベライズされた作品です。信州の里山を舞台に、四季折々の「食」を通じて家族や仲間との絆を深める、温かなドラマが描かれます。食べることが生きる力となり、愛情を育む大切な時間であると教えてくれる一冊です。