ESDを家庭で楽しく学ぶ!国際平和デーにおすすめの親子読書リスト

Choice

9月21日は「国際平和デー」。世界の人々が平和について思いを寄せ、行動する日です。

近年、SDGsの達成に向けて教育の役割が注目され、その中核となるのが「ESD(Education for Sustainable Development=持続可能な開発のための教育)」です。

ESDは、環境保護や人権、多文化共生、地域課題の解決、平和構築など、これからの地球を守るために必要な知識や考え方を育む教育。学校だけでなく、家庭でも日常の会話や本を通して子どもたちと一緒に学ぶことができます。

今回ご紹介するのは、国際平和デーにぴったりな、世界や地球の未来について親子で考えられる本たち。地球規模の課題は一見遠いものに思えるかもしれませんが、子どもたちが「知る」ことからすべてが始まります。

本をきっかけに、家庭で世界や未来について語り合い、平和への小さな一歩を踏み出してみませんか。


〈掲載情報〉
1. ドラゴン、火をはくのはやめて
2. ようこそみんなの世界へ
3. ONE WORLD たったひとつの地球
4. マンガとクイズで楽しく学ぶ!世界の歴史
5. クイズで学べる!こども世界情勢
6. 13歳からの世界情勢

〈関連記事〉
子どもの世界を広げよう!異文化に触れられるおすすめ絵本6選
親子で考える「戦争と平和」今だからこそ学びたい平和に関する本6選

       
  • ドラゴン、火をはくのはやめて

  • ようこそみんなの世界へ

  • ONE WORLD たったひとつの地球

          
  • マンガとクイズで楽しく学ぶ!世界の歴史

  • クイズで学べる!こども世界情勢

  • 13歳からの世界情勢

  • 暮らしと自然のバランス、資源の使い方、欲望がもたらす環境変化。『ドラゴン、火をはくのはやめて』持続可能な社会づくりの大切さを考えられる絵本です。登場人物の選択をきっかけに、もし自分だったら?と話し合える構成。ESDの視点で環境と人間の関わりを学ぶ入門書としてもおすすめ。

  • 世界103の国と地域の子どもたちの暮らしを紹介する『ようこそみんなの世界へ』。食べ物や服、遊び、言葉などの違いを知ることで、多様性や異文化理解の視点を育みます。自分との共通点や違いを見つける過程は、ESDの入り口に最適。世界を知る第一歩として、親子で読める一冊です。

  • 今、起きている環境変化を、動物や自然の姿を通して描く『ONE WORLD』。氷の減少や森林伐採、山火事など、現実の出来事を知ることで、環境保全の重要性を実感できます。限りある資源や生態系のつながりについて考えるきっかけとなり、ESDの視点から、地球を守る意識を育む一冊。

  • 古代文明から現代史までを、マンガとクイズ形式でわかりやすく解説する『世界の歴史』。歴史の流れを楽しくたどりながら、各時代の社会や文化がどのように変化してきたのかを学べます。ESDの基盤となる歴史的視野を養い、世界の成り立ちを多角的に理解できます。

  • こども世界情勢』は国際情勢や時事問題をクイズとイラストで楽しく解説。欧米やアジアの動き、長引く紛争など背景を理解しながら世界の現状を学べます。中学入試の時事対策や、家庭での話し合いのきっかけにも。ESDの観点から、社会の課題や国際関係を主体的に考える力を育みます。

  • 現役外交官が、複雑な国際情勢を「そもそも」からわかりやすく解説する『13歳からの世界情勢』。ニュースの背景や国際関係の仕組みを理解することで、世界の出来事を自分ごととして考えられるようになります。ESDの柱である平和・人権・多文化理解を深められる一冊。