月をもっと好きになる夜に 親子で読みたい月と宇宙の本6選

Choice

親子で読みたい月と宇宙の本

年齢
未就学児、小学校低学年、小学校高学年、中学生、親子
URL1
きょうはそらにまるいつき
URL2
世界でいちばん素敵な月の教室
URL3
絵のない絵本
URL4
パパ、お月さまとって!
URL5
月まで三キロ
URL6
満月珈琲店の星詠み

夜空にぽっかりと浮かぶ月は、昔から私たちの暮らしや心にそっと寄り添ってきました。月の満ち欠けは、潮の満ち引きや植物の成長、人の感情や体調のリズムにも影響していると言われています。

今回は、そんな神秘的な月の魅力に触れることのできる本を6冊ご紹介。
宇宙のしくみや天文の知識をやさしく伝える絵本から、月の美しさを描いた私的な物語まで、子どもも大人も楽しめるラインナップです。

「どうして月の形は変わるの?」「月は地球からどのくらい遠いの?」
そんな素朴な疑問に寄り添いながら、月を通して宇宙や自然の営みに目を向けるきっかけにもなるはず。

お子さんと一緒に、月を通して広い宇宙の世界に思いを馳せてみませんか?


〈掲載情報〉
1. きょうはそらにまるいつき
2. 世界でいちばん素敵な月の教室
3. 絵のない絵本
4. パパ、お月さまとって!
5. 月まで三キロ
6. 満月珈琲店の星詠み

〈関連記事〉
子どもが宇宙や天体に興味津々になるおすすめ絵本6選
TED-Ed動画で子どもと月について勉強し宇宙に思いを馳せよう

       
  • きょうはそらにまるいつき

  • 世界でいちばん素敵な月の教室

  • 絵のない絵本

          
  • パパ、お月さまとって!

  • 月まで三キロ

  • 満月珈琲店の星詠み

  • 2017年日本絵本賞・大賞受賞の「きょうはそらにまるいつき」。満月を見上げるときの気持ちを、静かで美しい絵と言葉で描いた絵本です。さまざまな場所で同じ月を見上げる人々の思いがつながっていくような感覚を味わえます。月が身近に感じられ、親子でゆったりと読みたくなる一冊。

  • 世界でいちばん素敵な月の教室」は、月の模様や歴史など、子どもがふと抱く疑問にやさしく答えてくれる写真絵本科学的な視点で月を学びながら、宇宙や天文への関心も自然と広がります。親子で読んで「知る楽しさ」を共有できる一冊です。

  • 絵のない絵本」は、夜ごと絵かきのもとへ訪れる月が、空から見た人々の姿を語るアンデルセンの名作。詩情あふれる文章と、いわさきちひろの繊細な挿絵が響き合い、月の視点から世界を見つめる静かで深い読書体験が味わえます。

  • パパ、お月さまとって!」は、「お月さまを取って」という娘の願いに応えるパパの大冒険を描いた一冊。エリック・カールのカラフルな絵と楽しいしかけが魅力で、月の大きさや距離、満ち欠けのようすも自然に学べます。親子のやさしい時間が広がる絵本です。

  • 月まで三キロ」は、「月に一番近い場所」を目指す男とタクシー運転手の一夜の物語を描く表題作を含む短編集。人生の転機や哀しみの場面にそっと寄り添う月の存在が印象的で、静かな余韻が心に残ります。子どもだけでなく、大人にもおすすめです。

  • 満月珈琲店の星詠み」は、満月の夜にだけ現れる不思議な喫茶店「満月珈琲店」を舞台にした連作短編集。星を詠む猫の店主と心あたたまるメニューが、読者の心にそっと寄り添います。幻想的な世界観で、月や宇宙をもっと好きになる一冊です。