もうすぐ運動会 子どものワクワクやドキドキに寄り添う絵本

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少しずつ暑さが和らぎ、運動しやすい気候になる秋。園や学校では、そろそろ運動会の練習が本格的に始まっている頃かもしれません。

運動会が楽しみでたまらない子どももいれば、「転ばないで走れるかな」、「失敗しないかな」と少し不安に思っている子どももいるでしょう。そんな気持ちにそっと寄り添ってくれる、運動会がテーマの絵本をご紹介します。

ユーモアたっぷりの動物たちが活躍するお話や、足が速くなるコツを教えてくれる本、運動会にまつわる豆知識が学べる一冊など、楽しみながら学べるラインナップ。つい友達にも教えたくなる情報に出会えるかもしれませんね。

小学生になって初めての運動会にドキドキしている1年生にもおすすめです。

絵本を通して運動会への期待が膨らめば、本番もその先の毎日も前向きに運動に取り組むきっかけになりそうです。


〈掲載情報〉
1. ねずみくんのうんどうかい
2. さかさことばのうんどうかい
3. うんどうかいがなんだ!
4. うんどうかいがんばれよーいドンの日!
5. ぼくのジィちゃん
6. かけっこが はやくなる!

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  • ぼくのジィちゃん

  • かけっこが はやくなる!

  • 「ねずみくんのうんどうかい」は、「ねずみくんの絵本」シリーズの1冊です。イソップ童話「うさぎとかめ」に登場する動物の孫世代が、かけっこで対決するお話。いろいろな動物たちが出てきて、競い合うだけでなく仲良くすることの大切さを教えてくれます。

  • 「さかさことばのうんどうかい」は、すべて回文で書かれたユニークな絵本。ゴリラ、キリン、イノシシなど、個性豊かな動物たちが運動会に参加します。言葉のおもしろさに触れるきっかけになりそう。親子で声に出して読んでみたい1冊です。

  • 「きむらゆういちの行事絵本」シリーズの1冊、「うんどうかいがなんだ!」。走るのが遅くて運動会が苦手なブブタンが、悔しい気持ちをバネに前向きに成長する姿が描かれています。運動があまり得意ではない子どもも、頑張るブブタンの姿に勇気をもらえそう。

  • 「うんどうかいがんばれよーいドンの日!」は、ゆうくんの小学校運動会とかえるたちの運動会の物語。運動会歴史や、競技についての豆知識などが掲載されているのも魅力です。勝ち負けにこだわりすぎず、運動会を楽しむ気持ちが芽生えそう。

  • 「ぼくのジィちゃん」は、田舎から運動会の応援に来たジィちゃんと「ぼく」のお話です。なんだかカッコ悪いと思っていたジィちゃんの意外な秘密が明かされる展開に、ワクワクしながら読み進められそうです。スピード感満載の運動会シーンや、登場人物たちの豊かな表情に注目してみて。

  • 特に運動に苦手意識を持っている子どもにおすすめの「かけっこが はやくなる!」。少人数制の体操教室が監修しています。登場する動物や人物の動きを真似したくなる物語で、子どものやる気を引き出します。巻末に「指導のポイント」ページ付き。