アートで育てる自由な感性!子どもの「大好き」が本物の絵本になる

Choice

VIVITABOOKS「えほんプロジェクト」

所在地
VIVISTOP柏の葉
URL
VIVITA BOOKS 公式ウェブサイト

じぶんで描いた絵が、じぶんで考えたお話が、本物の絵本になる! 絵を描くことやお話づくりが大好きな子どもの夢を実現する、VIVITA BOOKSの「えほんプロジェクト」。世界に1つの絵本を作れるのはもちろん、絵本制作を通じて、作品づくりに必要な2つの柱を体験できるのも魅力です。ひとつ目は、子ども自身がじぶんの「好き」にとことん向き合う時間。"アート"を制作しながら、好きなものを人に伝える方法も、絵本づくりのパートナーである"大学生編集者"と話し合いながら学びます。そしてもうひとつは、モノづくりに欠かせない"人との繋がり"。プロの作家の意見を聞いたり、製本の過程を勉強したり。たくさんの人の手を経て"アイディア"が"カタチ"になる過程を体験します。

       
  • 子ども作家のアイディアに大学生編集者がコメントを

  • ”虫博士”、すみんくんのアイディアノート

  • 絵本の設計図「台割り」を作成

          
  • アクリル絵具にiPad……子どもの好きな方法で原稿作成

  • 本物の絵本用紙にプリントされた絵

  • 完成した絵本を眺めて

  • では、絵本作りの過程を見てみましょう。最初に取り掛かるのは、アイディア出し。気になること、描きたいことを、アイディアノートに日々コツコツと書き溜めていきます。もともと絵が大好きな子どもたち。絵本を描くという明確な目標ができたおかげで、ますますアイディアが湧いてきました。

  • 小さいころから虫が大好きで、ふだんから「息をするように虫の絵を描いている」というすみんくんのアイディアノート。絵本制作を通じて、「もっと虫の知識を増やそう!」と自ら学ぶ機会も増えました。

  • 書き溜めたアイディアを元に、大学生編集者と相談しながら大まかなストーリーを決めたら、コマ割りの用紙に絵と文章を書き込みます。これが絵本の設計図、「台割」。やりたいことがたくさんで、アイディアを削るのが難しいけど、この作業がクリエイティブには欠かせない「編集」なんです。

  • 台割を元に、たくさんの下書き=ラフスケッチを描いて、キャラクターや画面構成を決めます。ものづくりには膨大な下準備があるんですね。そして、いよいよ本番原稿! 水彩絵具で描いたり、iPadで作ったりと、子どもたちのやりたい表現を最大限実現する方法で、入稿原稿を作成します。

  • 完成した原稿を、本物の本を作っている印刷所に入稿! 1ヶ月ほどで、絵本用の紙に刷られた絵が届きました。じぶんの絵が美しくプリントされているのをみて、ちょっぴり感動気味の子どもたち。文字や絵に間違いがないか、絵の色が正しく表現されているかなど、「校正」作業も経験します。

  • 子どもの頭の中で生まれた小さなアイディアが、絵本作家や編集者、印刷会社、本屋さん……たくさんのプロの手を経て、一冊の絵本になりました。好きなことに夢中になって、いろんな人と関わって、半年以上かけて作った絵本。初めての本格的なモノづくり、苦労もしたから、喜びもひとしお!