小学生男子の"虫愛"が炸裂!大好きな昆虫図鑑30

Choice

VIVITABOOKS「えほんプロジェクト」

名前
すみん(小学校5年生〈当時〉)
所在地
VIVISTOP柏の葉
URL
VIVITA BOOKS 公式ウェブサイト

じぶんで描いた絵が、じぶんで考えたお話が、本物の絵本になる! 絵を描くことやお話づくりが大好きな子どもたちの夢を実現する、VIVITA BOOKSの「えほんプロジェクト」。大学生編集者とともに企画、編集、作画、デザインなど、実際の絵本制作に必要なプロセスをこなし、約半年後にはきれいに製本されたじぶんだけのおすすめの絵本が完成します。『大好きな昆虫図鑑30』は、小学5年生(当時)の男の子、すみん君の作品。「好きなものは?」と聞かれれば、食い気味に「昆虫!」と即答する小さな虫博士は、昆虫のことを話し始めたら、もう止まりません。最大の魅力は、生き生きと、かつ正確に描かれた、圧倒的な筆致の絵。子どもの「好き」のパワーが炸裂した、大迫力のアート図鑑が完成しました。

       
  • すみんくのえほん表紙『大好きな昆虫図鑑30』

  • すみんくんの描いた、世界最大のカブトムシ、ヘラクレスオオカブト

  • すみんくんの書いた昆虫データ

          
  • すみんくんのアイディアノート

  • 世界最大級のガ、「ヨナグニサン」

  • すみんくんの成長

  • ほかの子どもたちのようにストーリー形式にはせず、ストイックに好きな昆虫たちを紹介するスタイルを選んだ、すみんくん。特に愛する30種を厳選し、オリジナル図鑑を作りました。飼っている虫を指に乗せながら描いたり、パソコンで検索した画像を参考にしたりして、スケッチを重ねました。

  • 見開きページを使って、大迫力の絵をドーン!! こだわりは、ツノの大きさ、足のツヤ感。真っ黒で大きなツノを大胆に見せるアートな構図も、すみんくんがじぶんで考えました。絵本作りを通じて細かい描写にもこだわるようになり、「もっとうまく描きたい」と、今も毎日がんばっています!

  • ページをめくると、すみんくんの頭の中にたっぷりと蓄積された”昆虫データ”が。「それぞれかたちやもようが少しずつちがう。羽が明るい黄色をした『エクアトリアヌス』という種類はとくにかっこいい」と、すみんくんの昆虫愛もしっかり書き込まれています。

  • こちらが、原稿の元になったアイディアノート。ものすごいスピードで、いっきに描き込んでいくのが、すみんくんのアートスタイル。絵の迫力もさることながら、「目が大きく見えてかわいい」など、書き込まれた特徴にも愛情を感じます。

  • こちらは「ヨナグニサン」という世界最大級のガ。「毒はなく、毛がフサフサと生えていてとてもかわいい。もし僕がジャングルの中でテントをはっていたとして、この昆虫がとまっていたら……きっと衝撃的だろう」。文章にも、すみんくんの感性と夢が詰まっています。

  • アクリル絵具、クーピー、ストローなど、さまざまな画材を使って原稿を仕上げました。感性のままに好きに描くだけではなく、どうやったら人に上手く伝わるかを大学生編集者と一緒に考えたことで、コミュニケーションも上手になりました。すみんくん、モノづくりの魅力にハマったようですよ。