日本ならではの自然体験!リゾナーレ那須「お米の学校プロジェクト」

リゾナーレ那須でアグリツーリズモ!体験レポート
- 年齢
- 小学生前後〜大人まで
- Info
- 取材・文/須賀美季
- URL
- リゾナーレ那須「お米の学校2021」
【ブライトチョイスの国内旅行のすすめ】
都心から数時間でアクセス可能な避暑地、那須高原。豊かな森と渓流を有する那須岳の麓に、農業と観光を組み合わせたアグリツーリズモリゾートがあります。「星野リゾート リゾナーレ那須」は、キッズフレンドリーで人気が高い「リゾナーレ」5番目のホテルとして2019年秋に誕生しました。ここは、リュクスな宿泊施設でありながら、土作りからはじまる本格的な農業の工程を、アクティビティとして体験することができ魅力的な場所です。
4万2,000坪という広大な敷地、そのほとんどが長い時間をかけて育まれてきた豊かな原生林。敷地内に点在する43室のどの客室からも、森や水の瑞々しいエネルギーを感じられます。チェックインをして敷地内を散策すれば、松ぼっくりやどんぐり、リスが割ったくるみの影から愛らしいつくしを発見。子どもたちの声が静かな森に響き渡り、小川のせせらぎが耳をやさしく撫でていきます。「こんな場所に帰りたかった」と思えるような森の生活を味わいながら、いつの間にか大人も童心にかえってはしゃいでしまうほど。
雄大な森を抜けると、"しろかき"を終え水を張った「田んぼ」が現れます。この場所で、今春、田んぼの原風景と米食文化を継承するプロジェクト「お米の学校2021」が始動しました。周辺の地元の農家と一体になって、種からの苗作り、田植え、収穫や脱穀、精米作り、火おこしや薪での炊飯体験にいたるまで、全5回にわけたプロジェクトへの参加が可能なのです。
この度、田植え作業に参加した私たち。農作業をするだけでなく、子どもたちにもわかりやすく、日本の米文化のこと、虫や生き物のこと、しいては自然環境についても学ぶことができました。泥水の中にズボッと足を踏み入れる感覚、すぐそばで見るカエルの卵やヤゴ。大興奮の自然体験のなか、親子一緒に泥まみれになって知るのは、自然と食の大切なつながりだったり、労働することの意味だったり。
敷地内の農園「アグリガーデン」や、アクティビティ施設「POKO POKO」では、食と農業をリンクさせたワークショップにも参加が可能です。もちろん、星野リゾートならではの美食も温泉も! 親も子も、肩の力を抜いて過ごせるリゾートだからこそ、空っぽになった心に、農業を通じて知る"大切な物事"がスーッと入ってくるようです。穏やかな里山の風景と、カエルの合唱に迎えられて、皆さんも親子で素敵なアグリツーリズモ体験をしてみてください。
リゾナーレ那須「お米の学校2021」
■第3回/8月10日:田んぼの観察・手入れ、火おこし体験、ゲストスピーカー(お米の文化と田んぼの生き物)
■第4回/10月1日~10月7日:収穫、掛け干し
■第5回/10月21日:脱穀、籾摺り、精米、羽釜ご飯を炊く体験、ゲストスピーカー(おいしいご飯の選び方・炊き方)
■ 料金 :1回/大人¥3,000、小学生¥1,500(宿泊者のみ)
■ 予約 :公式サイトから前日17:00までの要事前予約
------------------------------------------------------------------------------------
〈星野リゾートリゾナーレ各ホテルにて、夏休みの自由研究プロジェクトも開催予定!〉
夏休みの自由研究を、星野リゾート(熱海・那須・八ヶ岳・小浜島・トマム)で本格体験!
※ その他国内旅行体験レポートは、ブライトチョイスの国内旅行のすすめ にて多数ご紹介。