東日本大震災の記憶を次世代に 復興や防災を学べるスポット6選

Choice

東日本大震災の復興を感じる東北の学習・体験スポット6選

年齢
未就学児、小学校低学年、小学校高学年、中学生、高校生、親子
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三陸鉄道 震災学習列車
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釜石鵜住居復興スタジアム見学&震災伝承ツアー
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いわてTSUNAMIメモリアル
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震災語り部
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気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(宮城県)
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南三陸311メモリアル(宮城県)

未曾有の大災害に見舞われた2011年の東日本大震災から13年が経とうとしています。
家族や友人、住み慣れた自宅や町を津波で失うという想像を絶する体験や、寒い中の長期間の避難所生活といった当時の出来事をほとんど知らない子どもたちが増えている今、改めて震災や防災について親子で学んでみませんか。

復興が進んだ東北地域には、後世に震災の記憶や教訓をつなぐ伝承施設が数多く設置されています。

令和6年能登半島地震では多くの方々が被害に見舞われ、首都直下地震はいつ発生してもおかしくないといわれています。

そこで、今回ブライトチョイスでは、親子で震災や防災について学習・体験できるスポットをご紹介。

実際に現地に足を運び、被災地でのフィールドワークや語り部プログラムに参加することは、防災についての意識が高まるだけでなく、復興の歴史を肌で感じられるかけがえのない体験となるはず。

ぜひ親子でいのちを守る想いを共有してみて。


〈掲載情報〉
1.三陸鉄道 震災学習列車(岩手県)
2.釜石鵜住居復興スタジアム見学&震災伝承ツアー(岩手県)
3.いわてTSUNAMIメモリアル(岩手県)
4.震災語り部(岩手県)
5.気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(宮城県)
6.南三陸311メモリアル(宮城県)

       
  • 三陸鉄道 震災学習列車(岩手県)

  • 釜石鵜住居復興スタジアム見学&震災伝承ツアー(岩手県)

  • いわてTSUNAMIメモリアル(岩手県)

          
  • 震災語り部(岩手県)

  • 気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館(宮城県)

  • 南三陸311メモリアル(宮城県)

  • 被災地の「今」を列車で移動しながら直接体験できる三陸鉄道震災学習列車。大きな爪痕を残した大津波の被害を三陸鉄道社員、または沿線住民が案内します。被災状況がわかる場面では徐行運転や一旦停止することも。同時に三陸のリアス式海岸などの魅力的なスポットを観光することもできます。

  • 2019年ラグビーワールドカップで使用され、復興のシンボルとなった岩手県釜石鵜住居復興スタジアム。かつて地域の小中学生が通う学校があったこの場所で行われる、震災語り部やガイドによるスタジアム見学&震災伝承ツアーでは、防災の大切さを学ぶことができます。

  • 高田松原津波復興祈念公園内に道の駅高田松原とともに整備されたいわてTSUNAMIメモリアル。実際に被災した車や当時の映像や写真を通して、東日本大震災の事実と教訓を次世代に繋ぐ役割を担っています。自然災害に強い社会のあり方や、震災を乗り越え前進する力強さを感じられます。

  • 陸前高田市の地元ガイドが体験談をまじえながら案内する震災語り部。被災地の現状と復興状況を、震災遺構を巡りながら解説します。あの日を繰り返してほしくないという防災の強い思いや、陸前高田を忘れないでほしいという願いが込められた震災学習ツアー。海と山に恵まれた景勝地も紹介。

  • 震災遺構として保存された気仙沼向洋高校旧校舎と、震災の記録や教訓を伝える震災伝承館を併せて公開している気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館。若い世代への記憶の継承活動の一環として、地域の中学・高校生たちが語り部として活動。防災セミナーなどのワークショップも開催されています。

  • 現代美術家クリスチャン・ボルタンスキーによるインスタレーション空間が広がる南三陸311メモリアル。防災や震災からの教訓を学習できるプログラムが充実。自分だったら何ができるかに向き合う体験ができます。隣接する公園内には、骨組だけが残された旧防災対策庁舎が保存されています。