2024年度 難関中高一貫校の奨学金・特待生制度【男子校編】

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多くの私立中高一貫校がある東京では、中学受験をするのが一般的です。
都内の公立小学校を卒業した子どものうち、5人に1人が中学受験をして私立中学校に通うとされ、特に都心では半数あるいはそれ以上が私立に進学するという小学校も珍しくありません。

思春期を迎え心と体が大きく成長する中学・高校の大切な時期、子どもにはより良い教育環境を願う一方で、学費の負担も少なくないのが現状です。

そこで今回は、私立中高一貫校の中でも奨学金・特待生制度のある難関・上位男子校6校をご紹介します。

中学受験に挑戦する学習意欲高い果敢な男の子親子は、ぜひチェックしてみて。

※各校の奨学金・特待生制度詳細については、必ず学校HPにて内容をご確認ください。


〈掲載情報〉
1.開成中学校・高等学校(東京都荒川区)
2.麻布中学校・高等学校(東京都港区)
3.浅野中学校・浅野高等学校(神奈川県横浜市)
4.攻玉社中学校・高等学校(東京都品川区)
5.世田谷学園中学校・高等学校(東京都世田谷区)
6.駒場東邦中学校(東京都世田谷区)

       
  • 開成中学校・高等学校(東京都荒川区)

  • 麻布中学校・高等学校(東京都港区)

  • 浅野中学校・浅野高等学校(神奈川県横浜市)

          
  • 攻玉社中学校・高等学校(東京都品川区)

  • 世田谷学園中学校・高等学校(東京都世田谷区)

  • 駒場東邦中学校(東京都世田谷区)

  • 開成中学校・高等学校は、東大進学率トップを誇る名門校。経済的理由で入学を断念する子ども対象の開成会道灌山奨学金は出願前に申請可能で、入学金と6年間の授業料が免除されます。入学後に経済的理由で就学継続が困難になった場合にも、授業料特別免除と就学支援奨学金の制度があります。

  • 「男子御三家」の1つであり「自由な学校」として知られる麻布中学校・高等学校。麻布学園奨学金制度では、経済的援助が必要な在校生を対象に、授業料相当額の範囲内で奨学金の無利子貸付の選考が可能です。入学後に家計急変し就学継続が困難となった場合、授業料特別免除制度もあります。

  • 文武両道の校風が魅力の浅野中学校・浅野高等学校は、「神奈川御三家」とも呼ばれ、県内屈指の進学実績を誇る進学校です。保護者の年間収入額や家計急変等、経済的事由により就学困難となった在校生を対象とする奨学金制度では、授業料1/2の給付や貸与等が受けられます。

  • 国際学級のある攻玉社中学校・高等学校は、東京大学をはじめ有名大学への現役合格者も多い優秀校。特待生制度は、第1回・第2回一般学級入試の上位各10名の入学金・1年次の授業料が免除されます。入学後も継続して成績上位者は2年生まで授業料免除、3年生以降も新たに選考があります。

  • 曹洞宗の学寮に起源を持つ世田谷学園中学校・高等学校は、創立1592年と歴史ある進学校です。2/1の1次試験・算数特選、2/2の2次試験で計33名の成績優秀者を選抜予定。入学金・1年間の学費が免除される特待生として認められます。在学中は進級時に1年間の特待生制度選考あり。

  • 東大の合格者数を短期間で急増させ、「男子新御三家」の1つとなった駒場東邦中学校・高等学校。2種類の奨学資金があり、在校生の授業料相当額が貸与されます。学費減免制度では、家計が急変し就学困難な場合に1年間の学費が免除され、審査に通れば次年度以降も継続可能です。