子どもと災害対策を学べる!もしものときに備えて防災対策を見直そう!

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日本各地の防災が学べる施設

家族
年少~中学生(子どもの対象年齢)

台風や地震、昨今では異常気象による深刻な水害など、災害と隣り合わせの私たちの生活。防災対策の見直しを検討されている方も多いのではないでしょうか。

「備えあれば憂いなし」と言いますが、防災グッズや避難場所について子どもに聞かれたら、しっかり答えらるようにしておきたいもの。参考にした後で必要な防災グッズを準備する事も検討してみてはいかがでしょうか?

災害の危険を頭ではわかっていても、台風情報や地震速報など、日常生活の中で常にウォッチしておくことも難しいのが実情です。

とはいえ、災害を甘く見ていると、避難しそびれたり、焦って安全な行動が取れなかったりと、守れるはずの命を危険にさらしてしまう可能性は無視できません。

突然の災害時に、落ち着いて行動するためには、日頃から防災に気を配っていることが大切。

そこで今回は、全国各地の防災学習施設をご紹介します。家族みんなで訪れて、「我が家の防災」について一緒に考えるきっかけにしてみて。


〈掲載情報〉
1.東京消防庁 都民防災教育センター(東京都墨田区)
2.人と防災未来センター(兵庫県神戸市)
3.東京臨海広域防災公園 そなエリア東京(東京都江東区)
4.札幌市民防災センター(北海道札幌市)
5.横浜市民防災センター(神奈川県横浜市
6.KIBOTCHA(宮城県東松島市)

       
  • 東京消防庁 都民防災教育センター(東京都墨田区)

  • 人と防災未来センター(兵庫県神戸市)

  • 東京臨海広域防災公園 そなエリア東京(東京都江東区)

          
  • 札幌市民防災センター(北海道札幌市)

  • 横浜市民防災センター(神奈川県横浜市)

  • KIBOTCHA(宮城県東松島市)

  • 都民防災教育センター(注1)は、楽しみながら防災に関する知識や技術を学べる体験施設。地震の揺れや、火災の消火と煙からの避難などを体験でき、災害の怖さを身をもって知ることができます。墨田区の本所防災館のほか、池袋防災館、立川防災館もあるのでお近くの施設を訪れてみては?

  • 人と防災未来センター(注2)では阪神・淡路大震災の被害や教訓が学べます。迫力ある映像と音響のシアターで地震破壊のすさまじさを体感したり、ビデオやボランティアの語り部の方から震災体験を聞くことができます。また実験やゲームで防災・減災を学習できるワークショップもあります。

  • そなエリア東京(注3)では「首都直下地震発生から72時間を生き抜く」をテーマに防災体験学習ができます。「72時間」は災害後、支援体制が整うまで自力で生き残らなければならない時間です。クイズを解きながら避難経路を進むジオラマや、自助の必要性に関する展示などがあります。

  • 札幌市民防災センター(注4)では、地震や消火・救急などの体験コーナーがあり、防火や防災に関する知識や災害時の行動を学ぶことができます。また、消防の仕事を紹介するコーナーでは、実物のはしご車に乗って操作ができたり、消防の活動服やヘルメットを着てみることができます。

  • 横浜市民防災センター(注5)では災害シアターや地震シュミレーターなどで過去の大震災や今後起こりうる災害について学べます。また減災トレーニングルームで一般家庭の部屋で起きた災害発生から避難までを疑似体験できます。インストラクターの解説を受けられる体験ツアーもあります。

  • 東日本大震災の被害を受けた小学校跡地を再利用したKIBOTCHA(注6)。防災をテーマに設計された室内プレイルームなど、遊びの中で災害に対応できる能力が身につきます。通常の宿泊も可能ですが元自衛隊員のスタッフの指導もある「防災教育キャンプ」は共助まで学べておすすめです。