ゴールデンエイジの食育!子どもの頑張る心身を育てる栄養補給を

Choice

新学期にも慣れて、勉強やスポーツに意欲的になる新緑の季節。頑張る子どもたちにしっかりエネルギーチャージさせてあげたいもの。

ゴールデンエイジは、9~12歳の子どもたちの運動神経が最も発達する大切な時期です。
小学校高学年スポーツに打ち込んだり、中学受験をしたりと心も身体も挑戦が求められる年齢。そんな大切な時期だからこそ、充分な栄養をしっかり摂取することが意味ある食育につながります。

子どもの成長に必要なタンパク質・脂質・糖質の3大栄養素は細胞を作る材料となり、ビタミン・ミネラルは、それらがエネルギーに変換される時の潤滑油として働きます。

ゴールデンエイジの食育を通して育ち盛りの子どもに見合った栄養素をしっかり摂ることで、心身を育て、頑張る力や集中力がついてくるはず。

スポーツや勉強を頑張る子どもたちには、さっと手軽に取れる食事がおすすめ。栄養バランスの取れた、時短につながるレシピがあれば、子どもをサポートする親にも心強い味方になります。

今回はゴールデンエイジの食育について、栄養素別・シーン別にご提案します。

〈掲載情報〉
1.鶏の塩ガーリックバター醤油[細胞の素になるタンパク質+脂質]
2.わさび醤油のサーモン海藻美肌サラダ[ビタミン・ミネラル]
3.鶏むね肉のクミン照り焼き[ハーブの活用]
4.卵とチーズでカリカリピザ[おやつにもタンパク質・脂質]
5.手羽先のあっさりスープ[調子を崩した時の水分補給]
6.グリルドチーズ・サンドイッチ[運動前後の栄養補給]

       
  • 鶏の塩ガーリックバター醤油

  • わさび醤油のサーモン海藻美肌サラダ

  • 鶏むね肉のクミン照り焼き

          
  • 卵とチーズでカリカリピザ

  • 手羽先のあっさりスープ

  • グリルドチーズ・サンドイッチ

  • [細胞の素になるタンパク質+脂質]

    スポーツに力を入れている子どもはエネルギーの消費量が多いため、同年代の摂取量より多めの栄養素を必要とします。メインには筋肉を育てる肉・魚・卵・豆などのタンパク質を特に意識してしっかりと。

    ワンプレートのメニューなら時短にもつながります。

  • [ビタミン・ミネラル]

    副菜にはビタミン・ミネラルが豊富な野菜・豆・海藻をたっぷりと!運動で消耗するビタミンやミネラルの補給を忘れずに。野菜のビタミンCは水溶性なので、茹でるよりも蒸した方が栄養価が失われません。ヘルシーでもボリュームのある一品で疲れた体に潤いを。

  • [ハーブの活用]

    食が進まないときは、リラックスや食欲増進、消化促進作用のあるハーブを活用してみて。クミンシードはビタミン・ミネラルが豊富なハーブ。鶏むね肉に含まれるナイアシンはビタミンB2・C・Eを多く含み、タンパク質の代謝や脳の発達を高める効果が期待できます。

  • [おやつにもタンパク質・脂質]

    おやつにはチーズや卵などのタンパク質・脂質を。ゴールデンエイジの子どもたちには、おやつも重要な栄養補給のタイミングです。

    消化に良く、身体の修復にも役立つ良質な脂質とタンパク質を取り入れてみて。スルメや素焼きのナッツもおすすめ。

  • [調子を崩した時の水分補給]

    骨つきの鶏肉と野菜を水から煮るだけの「鶏のスープ」。ビタミン・ミネラルたっぷりのスープは、風邪を引いたりお腹を壊したりと調子を崩した時の水分補給に最適。簡単なのに滋養効果抜群です。心と身体の休息につながり、リセットできる一品です。

  • [運動前後の栄養補給]

    練習・試合のパフォーマンスを発揮する為には、試合前の炭水化物補給が大切。素早い栄養補給が必要な運動後には、サンドイッチ・チーズなどのタンパク質と炭水化物の組み合わせが最適。運動後の身体の回復と筋合成を促してくれます。