"小学生から海外進学準備"がトレンド?国内でも十分な対策が可能!
SAPIX YOZEMI GROUPの海外進学サポート①
- 名前
- 髙宮 信乃
- 所在地
- 東京都渋谷区代々木
- お仕事
- SAPIX YOZEMI GROUP国際教育事業本部長/Triple Alpha取締役社長
- URL
- Y-SAPIX Global Campus
近年、小学生を中心に、海外進学への関心が高まっています。中学受験が過熱する一方で、大手進学塾のSAPIX、代々木ゼミナールなどを運営するSAPIX YOZEMI GROUPが、数年前より海外留学プログラムを展開していることをご存知ですか。同グループは、2014年に海外進学プログラムを提供するY-SAPIX Global Campus (以下YGC)、2017年には北米ボーディングスクール進学をサポートするTriple Alpha(以下TA)を設立しました。そこでブライトチョイスでは、両ブランドを統括する髙宮信乃さんをインタビュー。
なお、ブライトチョイスでは髙宮さんのご協力のもと、2020年10月3日(土)10時に会員限定のオンラインワークショップ「小学生から考える海外進学。海外に広げよう!じぶん100%な選択肢」を開催します。
オンラインイベントの予習も兼ねて、連載第一弾の今回はYGCのお話を中心に日本の子どもたちの海外進学事情についてお伝えします。
小学校低学年からの「サピ通い」を選択するご家庭が多い一方、「近年、小学生を中心に海外進学の興味・関心が高まっている」と、髙宮さんは言います。
「YGCに通う生徒の半数以上が小学生です。現時点では国内進学と海外留学の双方を視野に入れ、可能性を広げるためにお通いのご家族が多いようです。途中、中学受験のためにお休みし、受験後に再開される方も少なくありません。日本の入試を通して基礎学力を身につけることは、海外で活躍するための土台になると考えるご家庭が増えていると実感しています。」
確かに、開成中学校・高等学校、筑波大学附属駒場中・高等学校、渋谷教育学園渋谷中学高等学校、渋谷教育学園幕張中学校・高等学校、広尾学園中学校・高等学校など、日本のトップ校からの海外進学実績が伸びていることを考えると、納得できます。
TOEFL®、SSAT、SAT®、エッセイ対策等、徹底した少人数制対話型授業によるYGCでの英語指導は、日本の学習塾の中で好評を博しています。特に、"多様性を理解し、自ら問いを立て、考え、自分のアイディアを伝えるコミュニケーション能力"の向上を重視したスタイルは、海外で活躍するための実践力に繋がります。実際には、どんな子どもたちが通っているのでしょうか?
「帰国子女、国内の公立・私立にお通いの小中高生も多く、インターナショナルスクールにお通いの生徒さんもいらっしゃいます。」「英語を学ぶ目的は生徒それぞれですが、やはり将来留学したい、世界を舞台に仕事をしたいという生徒さんが多いです。」(髙宮さん)
そして髙宮さんは、海外進学こそ、学校のブランドに惑わされない、"子どもに合った学校選び"が重要と言います。親元を離れて慣れない環境で切磋琢磨するのであれば、子どもの個性に合った環境を自分で選び、自分で将来を"デザイン"することが大切です。学歴があれば将来が約束されるような時代ではありません。
日本の子どもたちの海外進学や多様化する国内進学をサポートするために尽力する髙宮さんですが、実はプライベートでは3児のママ。今回のインタビューでは、海外進学のプロとしてだけでなく、ママとしてのリアルな想いも感じられます。
次回記事では、北米ボーディングスクール進学をサポートするTriple Alphaのご紹介を通し、海外の高等教育を目指す子どもたちの実態をお伝えします。