ワーキングマザーの悩み解決!?子どもが「仕事」に興味を持つおすすめの習い事

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ワーキングマザーが喜ぶ子どもの習い事【前編】

名前
ATAM ACADEMY x AnyMaMa
家族
小学生(7歳〜12歳)
所在地
東京都(現在はオンライン講座中心)
URL
ATAM ACADEMY公式ウェブサイト

今回は、ワーキングマザーと子どもの双方がハッピーな親子関係を築く「ATAM ACADEMY」の夏休み講座をレポート。ワーキングマザーと子どもの関係性を課題視し、「ATAM ACADEMY」と共に本講座を企画する「AnyMaMa」のCBO、河田和子さんに話をうかがいました。

ITやデザイン、イラストの仕組みを学び、感性を育む「ATAM ACADEMY」。自身の発想を表現する力を身につけ、その表現が価値に変わる経験から、生きる力が育ち、社会的な自立を促すと話題のテクノロジースクールです。ATAM ACADEMYについては「子どもの好奇心を追求する習い事とは?おすすめレッスン4選」(注1)でも紹介をしています。

「働きたいけれど子どもとの時間を優先したい」そんな想いを抱えるママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa」では、たくさんのママたちが在宅ワークと子育てを両立しています。ところが、思うように両立できないことや、仕事に夢中になるあまりついつい子どもにテレビやゲームを与え、親子のコミュニケーションが疎かになることにジレンマを感じるママの声が増えていたそう。「実は私自身も、仕事で感謝されることが嬉しくて仕事の時間をどんどん増やした結果、育児との両立が上手くいかなくなってしまい、『私はどうしてこの働き方を選んだのだろう?何のために働いているのだろう?』と悩んだことがありました。」と河田さんはいいます。

ワーキングマザーが増える昨今、ママが仕事にやりがいを感じるほど、子どもを放任しがちになると悩む方が増えています。ママが働く間、子どもにも「仕事」に興味を持たせることができれば、ワーキングマザーと子どもの双方にとってプラスに作用し合う親子関係を構築できるはず。

そこで、「子どもに我慢をさせているのではないか?」というワーキングマザーの葛藤を払拭しようと、企画したのが今回の夏休み講座。
「単なる時間潰しとして与えるテレビやタブレットに罪悪感を感じてしまうのなら、同じツールを使って社会に役に立つ経験や実践力を身に付けられる時間にしよう!ママが自己実現する間、子どもも同時に何かにチャレンジする環境を作ろう!と考えました。」(河田さん)

講座の前編では、ママをターゲットにしたアイスクリームパッケージのデザインに挑戦します。
「本講座を通して身に付けて欲しいのは、誰を喜ばせたいのか、誰に伝えたいのか、と主体的になることで湧き出るクリエイティビティ。マーケティングのプロセスが組み込まれた実践的なプログラムになっています。」(河田さん)

〈連載概要〉ワーキングマザーが喜ぶ子どもの習い事
前編: ワーキングマザーの悩み解決!?子どもが「仕事」に興味を持つ習い事(本記事)
後編: 子どものクリエイティブなお仕事体験がワーキングマザーを応援!

       
  • ATAM ACADEMYとAnyMaMaのイノベーションがはじまります

  • 自由研究はハーゲンダッツアイスクリームのパッケージ作り!?

  • まずはママをターゲットとしたリサーチからスタート

          
  • リサーチの結果をもとに、SketchBookというアプリを使いデザイン案を進めます

  • 出来上がったデザインについてママと話し合います

  • ママのためのオリジナルパッケージ。デザインしたものが形になると嬉しい!

  • 子どもの感性や発想力を磨くATAM ACADEMY(注2)とママの「働きたい」を応援するAnyMaMa(注3)。社会で実際に役に立つ経験や実践力を身につける子どもと、新たな環境で仕事にチャレンジするママが、互いを理解し応援し合えるポジティブな親子関係の構築に挑戦します。

  • 前編では「身近なパッケージデザイン」に挑戦。ハーゲンダッツアイスクリームをデザインしママにプレゼントします。講座はママが普段仕事で使うテレビ会議ツールを使ったオンライン授業。社会で役立つ経験や実践力を身に付けられる講座なら、ママの仕事中も充実した時間に。

  • ママとの対話から、マーケティングのプロセスを体験。世の中にある商品が創り出され、店頭に並ぶまでの工程を学ぶことで、社会の仕組みに触れ、興味を持つきっかけにも!ママが仕事にチャレンジする間、子どもも初めての「社会経験」にチャレンジします。

  • ATAM ACADEMYではイラストやデザインに関する技術を学びますが、今回の夏休み講座はそれだけに留まりません。アイスクリームの商品開発担当さながら、「誰か」の喜ぶ顔を思い浮かべデザインします。会話で出てきたイメージをイラストにすることで、想像力や表現力が育まれます。

  • デザインを見てママはどう思ったか、感想を聞きます。リサーチはしたものの、完成したのは自身が好むポップなデザイン。ここで軌道修正!再度、マーケティングをした意味を振り返ります。どんな味?どういう時に食べてもらいたい?先生のデザインと見比べ、修正するポイントを確認します。

  • 先生にアドバイスをもらいデザイン変更。マーケティングの結果を反映し、出来上がったデザインがこちら。仕事で疲れた時に食べたい「とっておき」を意識した高級感が加わりました。「仕事」への理解が深まった前半。後半(注4)ではより他者目線での商品作りを学びます。