「ダメと言わない」「携帯を置く」友利新さんが大切にする子育てルール!

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「実母がお手本」の教育方針③

名前
友利 新 / Arata Tomori
お仕事
医師 (内科・皮膚科)
URL1
友利新 公式インスタグラム
URL2
Arata Tomori公式ウェブサイト

女医でタレントで3児の母!友利新さん「実母がお手本」の教育方針とは?
母でありながらも、医師・タレントとしてもご活躍中の友利新さん。その才気あふれる生き方は、多くの女性たちの憧れです。そんな友利さんが、どんな時でも自分らしく輝く人生を歩んでこられたのは、何があっても味方になり、全力で応援してくれた実母がいたからこそ。

今回は、友利さんが日々大切にしている子育てルールに関して伺っていきます。

現在、医師としての病院勤務やタレント業に加え、SNSを使った情報発信にも意欲的な友利さん。プライベートでは7歳の長男、5歳の長女、2歳の二女の三児の母でもあります。多忙な日々をやり繰りする秘訣などはあるのでしょうか?

「すべてを完璧にやっていたら成り立たないので、手を抜くところは抜く、と決めています。たとえば、私も夫も仕事で不在のときには、子どもたちはシッターさんにお願いしていますし、病院勤務も週3日ほどの出勤にさせていただいています。

また、拘束時間の長いメディアのお仕事は今は難しいため、SNS中心の発信方法にシフトチェンジ。出産前はつねに仕事に追われるタイプだったのですが、今は『できないことはできない』と割り切るようにしています」

ただ、どんなに忙しくても、子供たちと話す時間は確保するなど、母として「自分でなければできないこと」は人任せにしないと決めています。

「1日のなかで5分でも10分でもいいので、子どもたち一人一人と話す時間を設けるよう心掛けています。忙しいとついつい携帯電話を片手に話を聞いてしまいがちなので、『子どもが話しかけてきたら携帯電話を置く』と自分にルールを定めています」

また、仕事で家を空けたり遅くなったりする際、子どもたちに「ごめんね」と言うのではなく「今日もありがとう」と感謝を伝えるという決まりも。

「それでもいつか、もう少し大きくなった子どもたちに、『ママはどうして忙しく仕事をしているの?』と言われる日がくるかもしれませんね」とも語る友利さん。「その時に胸を張って、『ママは人に求めてもらえる大切なお仕事をしているんだよ』と言えるように、今は頑張りたいなって思っているんです」と話してくださいました。

そんな友利さんが子育てのなかで大切にしていることがもう1つ。

「両親は、私が幼い頃から、沖縄本島で行われる講演会に連れて行ってくれたり、世界中の話を聞かせてくれたりしていました。だから私も、子どもたちには、今この場所だけがすべてではなく、世界は広いのだということを教えてあげたいなと思っています」

また、お母さまがそうであったように、子どもたちが自由に選ぶ権利を尊重し、「こうなりなさい」「それはダメ」とは言わないように心掛けているそうです。

「広い世界に一度は出てみて、『それでもやっぱり日本がいい』と思うのだったら戻ってきたらいい。医者になって欲しいとも思っていません。でも、3人の子どものうち誰かがなりたいと言い出したときには、もちろん協力は惜しみません。

「母は私にとって絶対的な味方。どんなときも、どんなに辛く悲しいことがあっても、母に言えば何とかしてくれる。私もそういう存在でありたいのです」と語ってくれた友利さん。彼女の凛とした強さとしなやかさは、お母さま譲りなのかもしれません。


〈連載概要〉女医でタレントで3児の母!友利新さん「実母がお手本」の教育方針とは?
第1回:子育て中に大学進学も!「勉強好きでポジティブな母が私の原点です」
第2回:"挫折しない"子育てとは?「どんなに失敗しても母は私の味方でした」
第3回:「ダメと言わない」「携帯を置く」...友利新さんが大切にする子育てルール!(本記事)

       
  • https://linktr.ee/aratatomori

  • こだわりのカレールウとコーンシチューも!

  • 現在は皮膚科医としてクリニックに勤務

          
  • 7歳、5歳、2歳の3人のお子さんたち

  • 医師としての知識と母として経験から、さまざまな子供用商品のプロデュースも手掛ける友利さん。合成界面活性剤を使わずに洗浄力を最低限にとどめた「ベビー

  • 動物性原料を一切使用していない植物素材100%の「スパイス&オイルカレー」と「オイル&コーンシチュー」も友利さんがママ目線で作り上げた商品。「忙しい現代の母たちでも、手軽に子どもたちの食事サポートができるように作りました」

  • 「大学卒業と同時に勤めていた大学病院を辞めるときには、正直、葛藤もありました。でも、今は子育てと無理なく両立させていただけている今の環境に感謝していますし、こうして患者さんと直接接することができる時間が私には大切な時間です」

  • 以前は、仕事で家を空けるたびに子どもたちに「ごめんね」と謝っていたという友利さん。「夫から『ママが仕事に行くことは悪いことじゃないのだから、ごめんねではなくありがとうにしよう』と提案されて以来、子どもたちには『ありがとう』と感謝を伝えるようにしています」