「世界で通用する英語」が身に付く"専任コーディネーター"による体験型学習とは?
「英語で学ぶ」探究型学習②
- 名前
- GG International School
- 所在地
- 東京都品川区、目黒区
- URL1
- GG International School
- URL2
- GGIS Instagram(@ggis_tokyo)
【放課後に通うバイリンガルコースが人気!GG International School 】
日本の教育課題のひとつとして今、議論が盛んになっている英語教育。子どもたちが「本当に使える英語力」を得るためには何が必要なのでしょう?
今回、ブライトチョイスでは、東京の品川・目黒エリアに全5校を展開するGG International School(以下、GGIS)を訪問。保育園や幼稚園、小学校などに通いながら利用できる人気のアフタースクールプログラムの様子をお伝えします。
GGISは学びのアプローチとして、「Art to Science」というキーワードを大切にしているそうです。ここで言う「Art」とは、クラフトなどの芸術活動に限らず、人間力や社会性なども含む「Liberal Arts(教養教育)」を意味しており、そこに「Science」が加わった独自のカリキュラムを展開しています。
「本校のアフタースクールは『英語を教える場』ではなく『英語を使って学ぶ場』だと考えています。英語をツールに学ぶことで、よりグローバルな考え方やオープンなマインドを身に付け、世界で通用する人間力を養ってもらいたいのです」(GGISアフタースクールマネージャー・Mimi Na先生 ※以下同)
GGISの学びは、子どもたちの探求心を大切にする「体験型学習」が核となっています。
「ある週のカリキュラムテーマが『砂漠』だとすると、最初のアプローチとして、まず砂漠のイメージを生徒たちが自由にブレストします。『砂漠ってどんな場所?』『どんな生き物がいる?』と、思いつくままにディスカッションを行うなかで、自然と英語のボキャブラリーが増えていくのです」
次のステップでは、「そこに暮らす生き物はどうやって生きているのか?」「なぜ朝晩の寒暖差が激しいのか?」といった疑問に対する答えを、関連動画などを使ってイメージさせることで、生徒たち自らが答えを導き出せるよう促すそうです。ときには教室を飛び出し、実際の土や植物に触れながら、あるいはゲーム的要素を取り入れながら、科学的アプローチに発展させることも。
「本校のカリキュラムはすべてオリジナル。シーズンごとの大テーマはあらかじめ決まっていますが、週ごとのテーマやアプローチの方法は、各校舎の講師陣が集まり、アイディアを出し合って決めているんですよ」
また、GGISには専任のプログラムコーディネーターが在籍し、生徒たちが探求心を持って課題にアプローチできる体験型学習のカリキュラムを作成しているそう。
「プログラムコーディネーターのJesus先生は、ウェストフロリダ大学でサイエンスの教員免許を取得した後、数々の教育現場を歴任。日本のインターナショナルスクールで読み書きプログラムや数学プログラムを開発してきたカリキュラムのプロ。その経験を本校でも活かしていただいています」
その他の講師陣のバックグラウンドは、日本の保育園や小学校の英語講師経験者やインターナショナルスクールの教師経験者などさまざまです。ただ、GGISが大切にしているコアバリューに共感し、「ここで働きたい」との熱い思いを持って集まったという点は、全員に共通しています。
次回は、GGISが目標に定めている英語スキルなどに関して伺っていきます。
〈連載概要〉放課後に通うバイリンガルコースが人気!GG International School
第1回:オールイングリッシュの環境下での週5日間で「小3までに英語の基礎を確立」
第2回:「世界で通用する英語」が身に付く"専任コーディネーター"による体験型学習とは?(本記事)
第3回:英語はツール!教育目標は「違いを尊重できるグローバルリーダーの育成」