中学生から寮生活をさせる、と腹をくくるまでは揺れに揺れました!
型にはまらない「オリジナルな子育て」
- 名前
- 鈴木六夏/Rikuka Suzuki
- 家族
- 4人+1匹(14歳の男の子と2歳の女の子、2歳の犬)
- 所在地
- 神奈川県
- お仕事
- モデル
- URL
- 鈴木六夏Official Instagram
はじまりは「強い学校でサッカーを頑張りたい」という本人の言葉からでした。
彼が進学する予定の学校にはその環境がない、どうしよう? 将来もその道を目指したい!と意気込む彼の横で、大人の冷静な目を持ってしまっている私たちもいました。しかし。身体も運動脳力も心も、未知数に伸びるここからの3年間をどう過ごさせるか?は、課題のひとつでした。
その頃、5分歩けば都心のど真ん中、という場所での生活は楽しいことに流されやすい彼に誘惑が多すぎるように感じていたり、「サッカーを頑張りたい」という彼の志に影響を与えてしまうのでないかと感じていたり、物質的なことに自分の価値を求めているような部分も多くあり...もっと本質的なこと、自分が努力して得た、本物の自信を身につけて欲しい。そういう気持ちが強くありました。
また主人の「数年後には選挙権を持ち社会人になる」という男目線も大きかったです。単純に自立というだけではない、新しい環境に飛び込んで行く力、そのなかで自分の立ち位置や周りとの関係性を築いていく力、そして同じ目標に向かう友達と切磋琢磨して一生モノの友情を築く力、を養ってほしいという考えもあり、彼がやってみたい!と張り切る寮生活にはその全ての学びがあると考え始めました。
とはいえ...最初から100%手放しでいってこーい!となれたわけでなく。そのための準備に毎日必死で頑張る彼の横で、私の気持ちは揺れに揺れていたのでした。