クリスマスパーティーをおうちで開催|ママ友たちとも交流を深めて
子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし
- 名前
- 小浪良子 / Ryoko Konami
- 家族
- 3人(夫、5歳の女の子)と7歳の豆柴
- 所在地
- ニューヨーク
- お仕事
- IROHA NYC経営
- URL
- 小浪良子 / Ryoko Konami インスタグラム
- URL1
- IROHA NYC
【子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし】
ニューヨークの街はすっかりホリデームード。
先日、自宅でクリスマスパーティをしました。
今回は女の子が多かったので子どもたちのテーブルをピンクカラーでまとめ
ホリデーシーズンならではのジンジャーブレッドを一つずつ用意。
食事はいつも大好評の手巻き寿司をオーダー。
「お家で寿司を食べたのは初めて!」と現地校のママもとても喜んでくれました!
国や生活環境が異なると、当然ながら価値観も多様です。
違う国のお友だちも参加するホームパーティは、食文化や習慣の違いもあるので
みんなで楽しめる雰囲気やハーモニーを大切にしたい。
そして日本文化を知ってもらう機会が良い思い出になってくれたら嬉しいですよね。
ニューヨークの教育についての過去の体験や、
学校や先生に満足しているかなどといった話題が多く出ましたが
日本の神様や宗教についてなど、それぞれまったく異なる世界で暮らしてきた中でシェアしあえたので、お互いの理解が深まって、とても良いひとときでした。
(そしてもっとちゃんと説明できるようになりたいと痛感)
娘が新たな学校へ通い初めて4ヶ月。
ニューヨークの教育環境では、子どもたちが自ら考えて疑問を呈し
答えを導き出すことが重視されてるように思います。
そして学校でも彼らは、異なるバックグラウンドを持つ仲間たちと交流しながら、
自分たちの思考を深めているんだなぁと感心します。
人生に役立つ思考力を培う基盤を育みながら、こうした日々の交流が大人になった時の宝となるのでは。
娘の算数の宿題を見ていても、問題の多くが
「どのような考えから答えを導き出したのか」を詳しく説明することを求められ
計算中心のアプローチではなく、
論理的思考や問題解決能力を育てることに重きを置いているというのがアメリカらしい。
単に計算を正確にすることだけではなく思考過程を身につける。
問題に対する理解を深めることを目的としている教育は、コミュニケーション能力にも役立ちそう。
とはいえ、ニューヨーク市の算数レベルについては、満足していない親も多いようです。
G&T(Gifted&Talented - ギフテッド&タレンテッド)プログラムであっても高度な教育を指導できる教師の数が不足しているため
できる子どもは自身や、その他の教育機関や家庭で補っていくほかないんだろうなと
この記事を読んでても思いました。
NYC's advanced education gap: Why are middle schoolers being given short shrift?
テストを廃止し、平等さを保とうとしたことによる弊害や
例えElementary School(小学校)で良い教育を受けていたとしても
ニューヨークは中学校において様々な問題が散見されるので選択に迷う家庭が多そうです。
それから実際の体験を通して学ぶハンズオン教育にも力を入れている印象です。
2年前から始めた娘との夏の二人旅ですが
すごく良いなと思ったワークショップの一つがここ↓
BALLYMALOE COOKERY SCHOOL
ファームで暮らし、自分たちで野菜を育てたり収穫したりします。
さらに料理まで学べるという学校で一日体験だけでも楽しい学びになりそうなので
来年、娘と参加したいです!
皆さま、今年もありがとうございました
来年もニューヨークでの子育てを多岐にわたってシェアしていきたいと思います。
良いお年をお迎えください。
<小浪良子さん連載>
子育ても仕事も自分らしく彩るマンハッタンの暮らし