子どものヘアカラーは、個性の尊重!?

Choice

「机上の勉強よりも実体験!」の子育て

名前
西山美希子/Mikiko Nishiyama
家族
4人(12歳男の子と10歳女の子)
所在地
東京
お仕事
DESCENDANTデザイナー
URL
Mikiko Nishiyama Instagram
URL1
TOIRO.
URL2
TOIRO. Instagram

「机上の勉強よりも実体験!」の子育て

娘が夏休みに髪を金髪にしました。インターに通う娘ですが、日本の学校に比べたら校則も自由。なので、小さな頃から、お洒落の一貫として、染料が肌に合うかどうかをチェックをした上で、ヘアカラーを変えることを許してきました。

ですが、娘のスクールで夏休み明け、「ヘアカラールール」という髪色に関する校則が出来、さすがに金髪。髪を染める時間もなく、ドキドキしながら夏休み明け初登校をした娘でしたが、先生たちに「素敵ね〜」とか「いいカラーね!」大絶賛されたと驚いて帰宅してきました。

一応直接校長先生に問い合わせてみることに。先生曰く、娘の髪色はブロンドなので自然な髪色。なので全く問題がなく、不自然な髪色、たとえばピンクやブルーやグリーンは勉学の妨げになる場合もあるので禁止しているとのことでした。

いろいろな人種が混在するインターナショナルスクールでは、ブロンド、赤毛、黒、茶色、カーリーであったりストレートであったり、様々な髪色、髪質の生徒がいます。ブロンドは自然な髪色と仰る校長先生の考えが素敵だなぁと思いました。

私としては、髪色と子どもの素行はなんの関係もないと思うし、社会に出たらある程度好きなファッションをしたり、身なりを整えるのは当たり前のことなので、髪色や髪質に関しての学校校則には、常に違和感を感じていましたが、実在しないレインボーカラーの髪色が、校内で禁止されることには納得。

日本の学校でも、特に近年では海外にルーツを持つ子供も増えているし、ニュースで見るような生徒の生まれ持った髪色・髪質を否定し、黒髪ストレートを強要するような校則問題がこれ以上起きず、子どもたち一人一人の人格に向かい合い、その個性を尊重してくれる学校が増えることを願うばかりです。

〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て

       
  • 初めてのヘアカラー

  • 様々な人種のお友達

  • 金髪に

          
  • ピアス

  • 娘の初めてのヘアカラーチェンジは幼稚園の時でした。イメージヘアーの切り抜きを自分で準備して、懇願され、薄くピンクを乗せました。

  • 小さな頃から様々な人種や文化背景を持ち、それぞれちがう髪質、髪色を持つお友達と交流を持っている娘。黒髪ストレート以外禁止と言われたら違和感を抱えると思います。

  • 金髪も何年も前から、ずっとずっと懇願され、皮膚によくないと思ったので承諾してなかったのですが、皮膚検査をした上で承諾。とてもよく似合ってる!

  • 初ピアス。すべて娘が決めてやっていることです。息子が魚が好きなように、娘のファッションへの強いこだわりは、娘の個性。