国際バカロレアDP生最後の夏休みは、大学生活への夢も描いて
DP履修生が語る、国際バカロレア校のリアルな日常
- 名前
- 木村紗羅/Sara Kimura
- 所在地
- パリ
- お仕事
- International School of Paris 学生
- URL
- International School of Paris
【DP履修生が語る、国際バカロレア校のリアルな日常】
8月某日
夏休みも後半に突入しました。
前回の記事では、日本の大学への進学を考えていると書きましたが、理由はシンプルなんです。小学生の頃に、夏休みの一時帰国時に3週間だけ、実家近くの小学校に体験入学したことがありました。そこでの学習体験が新鮮だったのと、幼稚園から小中高と一度も日本の教育を経験したことがないので、小さい頃から大学は日本で通ってみたいと考えていたのです。
小学生の時の体験入学以外では、一度だけ、日本の大学のオープンキャンパスで模擬講義を受けたことがあったのですが、日本語の講義にもかかわらず、無意識のうちに英語でメモを取っていることに気づきました。それを機に、確かに日本で学びたいけれど、英語で受けられるコースの方が私には合っているのではないかと思うように。以来、9月入学に多い、日本の大学の英語コースについてアンテナを張っています。
国際バカロレアのDPで学んでいる科目が、すでに難易度が高く、幅広い知識を要求されるものなので、大学での勉強に何を見出すのかと聞かれることもあります。私が大学への進学を希望する理由は、私自身が興味のある分野に同じようなパッションを抱いている人、またはまったく違う分野で羽ばたこうとしている人など、どんどん人の輪が広がっていくことを楽しみにしているからです。
専攻科目の課題に真剣に取り組むのはもちろんですが、在学中に舞い込む機会によって、私がライフワークとして取り組みたいことがはっきりするのではないかというのも大いに期待しています。
勉強以外に挑戦してみたいのは、長期インターンと日本国内のひとり旅! また、ドキュメンタリー映画の制作に携わることや、何世代も先の人の心にも響くような絵本を描いてみたいという夢も最近抱くようになりました。
秋に予定されている入試まで、まだ少し時間があるので、引き続きじっくり考えながら準備を進めていくつもりです。
<連載概要> 「国際バカロレアの日々の学び」を実際の学習現場からお伝えする、木村紗羅さんの体験日記はこちらより
DP履修生が語る、国際バカロレア校のリアルな日常