英語はツール!教育目標は「違いを尊重できるグローバルリーダーの育成」
「英語で学ぶ」探究型学習③
- 名前
- GG International School
- 所在地
- 東京都品川区、目黒区
- URL1
- GG International School
- URL2
- GGIS Instagram(@ggis_tokyo)
【放課後に通うバイリンガルコースが人気!GG International School】
日本の教育課題のひとつとして今、議論が盛んになっている英語教育。子どもたちが「本当に使える英語力」を得るためには何が必要なのでしょう?
今回、ブライトチョイスでは、東京の品川・目黒エリアに全5校を展開するGG International School(以下、GGIS)を訪問。保育園や幼稚園、小学校などに通いながら利用できる人気のアフタースクールプログラムの様子をお伝えします。
GGISの全5校中、3つの校舎で開校されている2歳から12歳の子どもたちを対象としたアフタースクールには現在、約100人の生徒が通っています。本人が帰国生、もしくはご両親のどちらかが帰国子女の生徒や、インターナショナルスクールへの編入を視野に入れている生徒、海外での生活経験はないけれど、ご両親の「子どもには本物の英語を」との願いで通っている生徒など、そのバッググラウンドはさまざまです。
「GGISはいわゆる『受験英語』を教えているわけではありません。もちろん、ゆくゆくは海外への進学も視野にいれて、というご家庭もないわけではありませんが、保護者の多くは、たしかな英語スキルが養われる本校の環境や理念に共感して通ってくださっています」(GGISアフタースクールマネージャー・Mimi Na先生 ※以下同)
GGISが大切にしている教育理念のひとつが、さまざまな違いを尊重できるグローバルリーダーになるための「人間力」を育むこと。また「自分のことを自分の言葉で、英語で自由に表現できる力」も重要視しています。
「その英語学習の成果を発表する場として、年に1度のスピーチコンテストがあります。コンテストは年少以上の生徒による申し込み制で、出場を決めた生徒は別途、準備プログラムに参加することができます」
6歳以下の生徒はポエムを、小学1年生以上になると、その年のテーマに即したスピーチを披露。ちなみに、今年度のテーマは『メモリーズ』。家族との思い出や友だちとの思い出にまつわるスピーチを書き上げ、コンテストに臨みます。
「英語での文章作成に最初こそ苦戦する生徒たちも、最終的には全員が2~3分ほどのスピーチ文を自らで書き上げ、舞台に上がるのです。そんな姿を見ていると、困難なことに自らチャレンジするなかで得られる成功体験の重要性を感じるのです」
数年前にGGISに在籍していたある生徒は、当初、英語が得意ではなく、引っ込み思案でよく泣いていたそう。しかし、徐々に英語でのコミュニケーションに対する苦手意識が減り、自らのことを表現できるようになってくると、表情にも自信が溢れ、まるで別人かのように変わっていったそうなのです。
英語スキルの向上だけにとどまらない、世界に通じる「人間力」の基礎を育む理念こそが、GGISの最たる特徴なのかもしれません。
〈連載概要〉放課後に通うバイリンガルコースが人気!GG International School
第1回:オールイングリッシュの環境下での週5日間で「小3までに英語の基礎を確立」
第2回:「世界で通用する英語」が身に付く"専任コーディネーター"による体験型学習とは?
第3回:英語はツール!教育目標は「違いを尊重できるグローバルリーダーの育成」(本記事)