親子で考えるSDGsにおすすめの書籍6選【飢餓問題・食編】

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親子で考えるSDGsシリーズ
日本で深刻化の進む貧困問題。コロナ禍の影響もあり、現在日本の貧困率は15%を超え、6人に1人が貧困状態にあるといわれています。この数値は世界で14番目、先進国の中では中国、アメリカに次いで3位という高さです。日本ではこの貧困による飢餓が社会問題となっていますが、日常で直面する機会が少ないのは、ある程度身だしなみを必要とされ、食費よりも被服費や通信費を優先することが飢餓の要因となっているため、見た目では判別できないケースが多いためです。日本社会の水面下に潜む飢餓問題の実態について、本を通して親子で一緒に学んでみてはいかがでしょうか。

そこで今回は、SDGsについてより深く知るきっかけにもなる、親子で読んでおきたいおすすめの本をご紹介します。今回は世界で起こる飢餓、食について触れている本6冊をチョイス!

日本の食にも危険が潜んでいるの?日本の食糧事情と世界で起きている飢餓はつながっているの?など、大人も衝撃を受けるようなストーリーも...。
まずは問題の実態を知って、できることから親子で一緒に取り組んでみて。

実は私たちの日常に潜む飢餓や食に関する問題について、子どもと一緒に、できることを考えてみませんか。


〈掲載情報〉
1.世界の半分が飢えるのはなぜ?―ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実
2.貧困と飢餓 今、世界はあぶないのか?
3.ゴンダールのやさしい光
4.おはなしSDGs 飢餓をゼロに 走れトラック、ねがいをのせて!
5.捨てられる食べものたち(食品ロス問題がわかる本)
6.図解でわかる 14歳から知る食べ物と人類の一万年史

親子で考えるSDGsシリーズ
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  • 世界の半分が飢えるのはなぜ?―ジグレール教授がわが子に語る飢餓の真実

  • 貧困と飢餓 今、世界はあぶないのか?

  • ゴンダールのやさしい光

          
  • おはなしSDGs 飢餓をゼロに 走れトラック、ねがいをのせて!

  • 捨てられる食べものたち(食品ロス問題がわかる本)

  • 図解でわかる 14歳から知る食べ物と人類の一万年史

  • この本は、飢餓問題研究の第一人者であるジグレール教授が、我が子の質問に答える形で書かれています。子どもでも分かりやすい内容で、大人も納得させられる、一度は読んでおきたい書籍です。人々が飢える本当の理由をひとつひとつわかり易く実例を挙げて説明してくれます。

  • 「今、世界はあぶないのか?」シリーズの貧困と飢餓に関する児童書です。なぜ貧しい人、飢えている人がいるのか?根本的なところから、分かりやすく説明してくれます。日本に住んでいるだけでは、なかなか見えてこない世界で起きている問題を絵本でわかりやすく教えてくれます。

  • アフリカ・エチオピアのゴンダールで食糧配給のボランティア活動をした日本人青年の実話をもとにした絵本です。約2億人のお腹をすかしたまま夜眠りにつく子どもたちのために私たちは何ができるのでしょうか?ボランティアを通して、青年が感じたことから、考えさせられる内容です。

  • 「おはなしSDGs」シリーズは、SDGsが掲げる17のゴールの一つずつをテーマにして書かれている児童書です。飢餓をゼロにの目標をテーマに、物語を通して、自然と目標を掲げている理由が理解できるようになっています。具体的な数値なども織り交ぜられており、教材としても使えます。

  • 食品ロス問題ジャーナリストが食品ロスの現状、世界と日本の食料事情などをイラスト付きでわかりやすく解説している本です。イラストと数値を使って、日本が抱える問題を浮き彫りにしています。驚くような食の現実と、これからの向き合い方を考えるための入門書になるでしょう。

  • この本は、食の歴史、環境、技術改革、経済的背景、問題等、など様々な角度から「食」を図解でわかりやすく解説しています。1万年の時を通して、人類がどのように食と関わって来たのか、現在の世界と日本が抱えている食に関する問題を親子で一緒に理解するのに最適な本です。