オランダ生活3年目を前に「環境が人を育てる」ことを娘の姿で実感

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子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

名前
アキ / aki
家族
3人(夫、13歳の女の子)
所在地
オランダ・アムステルダム
お仕事
料理家
URL
monstyle.aki
URL1
オンラインお料理教室

子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

12月。娘がテストを終え、冬休みに入りました。

秋休みが終わり、やっと一息つけると思いきや、
冬休みに向かってテスト三昧でした。
テスト期間中は本当に大変そうで、
「そんなに頑張らなくてもいいんじゃない?」と思うこともありますが、
ピリピリした彼女に声をかける勇気はなく、
そっと見守る毎日です。
(そっとしておこ...と思う母です...)

オランダにはさまざまな教育スタイルがありますが、
娘が「オランダ語より英語学校がいい」と希望したため、
英語で学ぶインターナショナルスクールに通わせることにしました。
そこはIB(国際バカロレア)の学校で、
学業はかなりハードのようにも思えます

現地校のことはあまり詳しくありませんが、
彼女の姿を見ながら、「この選択でよかったのかな?」と自問することもあります。

それでも、
娘の成長を感じる瞬間がたくさんあって、
学校には日本人の友だちもいますが、
駐在家庭の多い環境では引っ越しによる別れが頻繁にあります。
仲の良い友だちがいなくなるたび、彼女は「仕方ないよね」と受け入れ、
前を向く力を身につけているように思います。

私はこれまで「人との別れ」をあまり経験してこなかったので、
娘の立場だったら気持ちが引きずられてしまうかもしれません。

それでも彼女は環境に適応し、
自分に合った友だちを見つけ、
学校にはもちろん卒業まで過ごすと考えている現地に住むお友だちもたくさんいて、
皆仲良くラップトップを使ってテレビ電話?(古いですよね。)
で、勉強しています。

その姿を見ていると、
「環境が人を育てる」という言葉の意味を実感します。

オランダに来たのは私のわがままがきっかけでしたが、
結果として娘にとって良い選択だったのかなと思うことが増えました。

英語力も日常会話レベルは身についていて、本人は「全然だよ」と言いますが、
親から見れば十分成長しています。

さらに、人はみんな違うということを国際的な環境で学び、
広い視野を身につけているように感じます。
もちろん、大変なことも多いですが、
彼女の姿を見ていると「私たちももっと頑張らないと」と
背中を押されることがよくあります。

先日、自転車に乗っている時、娘がこんなことを言いました。

「子どもってさ、親のいいところも悪いところも見てるじゃん。
私の友だちもいろいろと親のことを冷静に見たうえで親のことを話しているよ」 と言われ、
その言葉に思わず「確かにな」と納得してしまいました。

親は身近な反面教師...か... そんななかで、親子がお互いに学び合い育て合う、
そんな良い関係が築けていけたら最高だなと思うオランダ生活3年目が、これから待ち構えております。


<akiさん連載>
子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

       
  • 娘が手作りしたキャンドルを灯して

  • 束の間の晴天は最高のご褒美

  • 冬休みはモロッコへ

          
  • 娘が大好きなケフタタジン

  • モロッコ在住のお友だちと再会

  • 青い街と呼ばれるシャウエンにて

  • クリスマス時期に、娘が友だちと一緒にキャンドル作り。こちらは娘の作品です。お菓子と違って蝋がいろんな所につくので、あまりおすすめしません。笑

  • 冬の間は、雨と曇り空が続くアムステルダム。ほんの束の間のお天気は、最高のご褒美です。

  • 娘にとっては4回目のモロッコ。5歳の頃から通っているホッとする土地です。

  • お気に入りのカフェでオーダーしたのは、ミートボールのタジン鍋。

  • モロッコに住むお友だちと市場をブラブラ。15歳の彼女はお父さんはモロッコ人、お母さんは日本人。日本語もアラビア語も仏語もこなし、今、学校ではスペイン語を勉強中。英語も話せて頼もしい!

  • シャウエンには猫が沢山います。猫好きの娘もスマホでパシャパシャ撮っていました。いろんな場所へ家族で行けるのもあと何回なんだろう、と思ったりします。