悩ましい夏休みの過ごし方|子どもの経験値をどう上げるかが親の課題

子どもと一緒に学び楽しむ、料理家akiのオランダ移住生活
- 名前
- アキ / aki
- 家族
- 3人(夫、14歳の女の子)
- 所在地
- オランダ・アムステルダム
- お仕事
- 料理家
- URL
- monstyle.aki
- URL1
- オンラインお料理教室
【子どもと一緒に学び楽しむ、料理家akiのオランダ移住生活】
オランダに来て、もう3度目の夏休み。
去年は私たちの日本での仕事に娘も同行してくれて、
1人で電車に乗ったこともないのに、東京から横須賀まで挑戦してみたり、
「日本語はわかるから大丈夫!」と頼もしい発言。
「わからなかったら誰かに聞きなさい」と言い残し、
心配性な私は内心ドキドキしながら
かなり放置状態でした。
カフェを経営していた頃もそうでしたが、
夏休みになると学校のありがたみ感じます。
今年は私も在宅仕事、娘は14歳。
サマースクールに行く年齢でもないし、
せめてオランダ語やスペイン語の勉強を...
とオンライン学習を提案しましたが、
娘は即答で「嫌だ。自分でやる」
と、、わかってるけど、全然嘘じゃん。笑
みたいな。笑
娘曰く、先生が「夏休みは勉強しないで思いっきり楽しんで!」
ベストフレンドも「夏休みに勉強なんて信じられない」って言ったよ。
と、
確かにこの国の人は
しっかりバカンスをとって
夏を楽しんでいる。
お店も2週間お休みなんてざらだし、
バカンスだから動いてないことも多いです。
なんだか自分の価値観がまた壊される感じ。
と、いっても私は日本にいる時も
1ヶ月近くお休みをとって出かけていたのですが...
(旦那さんにはそんなに休むの?といつも驚かれていました。。)
だから我が家も
今年の夏は北スペイン・ガリシア地方へバカンスを。
今回はレンタカーを借りたので、助手席に座った娘がナビ役を。
道路標識や日本との違いを理解していました。
(たぶん...)
教会好きの私につきあってくれたので、
きっと頭の片隅には教会の風景が残っているでしょう。
そして、スペイン語専攻にもかかわらず、
現地でまったく話せない現実を痛感。
感じることが大切だし
触れることが大切なので
いい経験。
田舎に行ったので英語はほぼ通じず、
私はその状況にワクワク。
ジェスチャーで通じた瞬間には心でガッツポーズ。
普段、英語でジェスチャーをする私を嫌がる娘も、
この時ばかりは受け入れてくれたはず。
伝わることが大事なのよ。
と威張るお母さん。笑
が、
旅から帰ると、娘はすぐにモバイル漬け。
前回の佐久間さんのコラムを読んですぐに
「よし、時間制限だ!」と携帯やiPadに制限をかけてましたが、
暇な夏休みの娘は賢いです。
今度はパパの携帯、そしてテレビでYouTubeへと移動。
毎晩「のあちゃーーん!」と半ギレする母。
英語のYouTubeなら...と許可したら、
アリアナ・グランデの昔のドラマを全話制覇していました。
たぶん
こうじゃないんだよ。
経験をすることが大切なんだよなぁ
と、言っても親も仕事がありますし、
頭を悩ませながらも
子どもにどんな経験をさせて
どんな景色を見せるか
彼女の経験値を親の私がどう上げていくか、、
私の来年の夏休みの課題ができた気がしました。
<akiさん連載>
子どもと一緒に学び楽しむ、料理家akiのオランダ移住生活