IB(国際バカロレア)ってどんなもの?|調べて、今後必要なことを整理

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子どもと一緒に学び楽しむ、料理家akiのオランダ移住生活

名前
アキ / aki
家族
3人(夫、14歳の女の子)
所在地
オランダ・アムステルダム
お仕事
料理家

子どもと一緒に学び楽しむ、料理家akiのオランダ移住生活
オランダはすっかり秋です。

今年は去年より太陽が
たくさん出ているような気がします。
太陽が隠れていないだけで嬉しいオランダですが、
夏休みが終わり、娘も学年が1つ上がり、
いつものようにテストも始まりました。

心配性な娘は、友人たちと比べると英語力がまだまだ追いついていないので、
いつもテスト前は勉強に追われています。

夏休み前に先生から
「休みは勉強しないで!」
と言われたセリフは、鵜呑みにするもんじゃないなと、
新学期が始まって思っているところです。笑

夏休み勉強しなかったことを後悔しても時は遅し...ですが。

そんなある日、友人に言われました。
「娘ちゃん、IB(国際バカロレアDPに上がるときに、
日本語を取らないと大変じゃない?」

??
前にも言っていたな。
なんですか?それは?どういうことだ?

と少し聞きながら、
なんだかIB(国際バカロレア)って大変そうだなと...

学校が英語だからと決めた私ですが、
「IB(国際バカロレア)、いい加減調べねば!」と思い、
ちょうど娘の塾の前に友人に聞いたので、
娘を待っている間、カフェでIB(国際バカロレア)について猛烈に調べ始めた私。

うげ。。。
これはこれは大変だ。
なんでIBカリキュラムのインターナショナルスクール
入れてしまったんだ。笑

と後悔したくなるような内容。
何も考えてなかった私。


いろんなことを整理して、
娘と帰り道に話しました。

「IBDPに入るまで、あと2年弱。
自分がどこに向かうかわからないけれど、
今の英語力では本当に大変になるから、
とりあえず英語力を上げていこう。

今が踏ん張りどき。
自分の人生は親のせいでも学校のせいでも誰のせいでもない。
自分の行動が後につながるから。

友人と一緒にいろんなことを乗り越えたいなら、
やはり人より努力しなければならない。
なのであなたは日本語でSNSを見てる暇はありませんよ!笑」
と。

子どもの頃の私に言ってあげたいくらい。笑

なんか、私、最近お母さんぽいじゃん、
なんて、自分に酔いながら。笑

次の日もIB教育について調べ、
IB教育でお子さんを卒業させた
違う友人に電話しました。

その友人の娘さんは好成績でIB課程を終えて大学に進学。
就職はせずに今はフリーランスで、
人生を楽しみながら仕事をしているそうです。

そんな娘さんを育てたお母さんに、
「なぜIB(国際バカロレア)がいいの?」「大変すぎない?」など、
いろいろ聞きました。

すると彼女は
「私が見ていても本当に大変だったけど、
IB(国際バカロレア)でよかったって娘は言ってるよ。
自分で考えて解く力がつくことで、
いろんなことを自分で解決できるようになる」
と。

私が聞いていても、
そんな力がつきそうだなと思うプログラム。

その電話の後で
今の英語力じゃ、大変だー!と
また身が引き締まり、

娘にも念押しで、
とりあえず英語をしっかり身につけること。
そこからIBでDiplomaを取るために努力すること。

その後、
大学に進学するかどうかは自分で決めていいけど、
頑張ること、努力することが大切。

そして、大学に進んだとしても、
自分の人生が豊かになるように、
楽しく生きられるように、
今、努力すること。

でも、自分にストレスを与えすぎないこと。

自分にも言い聞かせているかのようなセリフを、
学校へ向かう自転車に乗って、
オランダの一本道を走りながら思います。

はーー、まだまだ人生は山あり谷ありだーー。
家族みんなでがんばろう!

異国の地で、親としてできること、
母としてサポートできることを、
自分もしっかりやっていこうと、
改めて思った―そんな、とある日でした。



<akiさん連載>
子どもと一緒に学び楽しむ、料理家akiのオランダ移住生活

       
  • 秋晴れのアムステルダム

  • 娘の大好きな手作りプリン

  • 週末の朝活

          
  • とある日のアムステルダム

  • 友人とアイントホーフェンへ小旅行

  • アイントホーフェンに行ったら、ここはマスト!

  • 日本から友人親子が遊びにきてくれたので街案内を。不安定なお天気ながらも時折見せてくれる晴れ間は最高の思い出になりそうです。

  • 好きだからといって、あまり作り過ぎても良くないのですが(笑)。市販のお菓子を食べ過ぎるとお肌も荒れるので…。最近は彼女もお年頃で、自分でセーブするようになりました。そんな姿にも成長を感じます。

  • 土曜日の朝、娘と一緒においしいパン屋さんまで自転車で片道25分。わざわざパンを買いに行き、カフェがあったのでふたりでお茶を。もう自分でオーダーもできるし、どんどん頼もしくなってきます。こんな時間は最高に幸せです。

  • 9月頃、秋の夕陽はとても美しくて、これから訪れるダークな冬の前に最高のギフトを地球からいただいている気がします。夕陽がきれいだと外で見たくて見たくて忙しいお母さんです。

  • 友人とオランダ南部の都市アイントホーフェンへ。世界的に有名なデザイン学校があるそうで、街のあちこちにアートがちりばめられています。

  • アイントホーフェン訪問のお目当ては、Piet Hein Eak(ピート・へイン・イーク)。ここはデザイナー、ピート・へイン・イーク氏のレストラン・工房・ショップです。私は3度目でしたが、毎回新しいデザインの家具を見られて子どもも刺激を受けています。