ポジティブに年齢を重ねていくこと。子どもや孫たちと過ごした誕生会。

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インスタグランマ内藤朝美、のびのび子育て想い出話

名前
内藤朝美/Asami Naito
家族
3児のお孫さんのグランマ(6歳の男の子、2人の女の子)
所在地
東京都
お仕事
(株)ナイトーオートエンジニアリング副会長
URL
SAORI + ASAMI Instagram

インスタグランマ内藤朝美、のびのび子育て想い出話

ありがたいことに9月に72歳の誕生日を迎えることができました。今年の誕生会は、いつも何かと集まっている子どもたちや孫たち、家族だけでお祝い。

3人の子どもたちがまだ小さかった頃、私の誕生日になると、私がいつも子どもたちのお誕生日に作るメニューの何かしらを作ろうとしてくれたものです。でも、まだ包丁もしっかり使えないから、出来上がりに本人たちがガッカリして......。そんな3人の顔が何より愛おしくて、毎年とっても楽しみにしていました。

インスタグラムを始めてね、お若い女性からご意見をいただくことが増えたのだけれど、その中に「もうすぐ40代に、50代になってしまいます。不安で仕方がない。誕生日を迎えるのが憂鬱です」というのが驚くくらい多いんです。それが外見的変化からなのか、肉体的、精神的な変化でそう思われるのか、くわしくはわからないのですが......。

そういったメッセージをいただいて、どうお答えして良いのかわからなかったんですが、私の場合はね、20代の頃から年齢を重ねることが楽しみでした。今その時の自分の積み重ねが、未来の自分を作っているわけでしょ?

例えばスキンケアひとつとっても面白い。よく言っていますが、私はとても不精で、お肌のお手入れはまるでしてきませんでした。女性として間違いなく一般常識的なことすらも怠ってきたと思います。その結果が現在の私(笑)。

シワもたくさんだし、シミも多い。でも私は今の自分の顔をとても気に入っています。ファッションには興味があって物欲も旺盛だったけれど、美容に関心がなかったから、私らしい結果だなって。

それにツルツルの美しい顔じゃないけれど、家族が撮ってくれた動画を観ると、おいしいものをいただいている時や、素敵なものを見つけた時の表情、自分で言うのもおかしいのですが、とっても輝いていて、これが72年歩いてきた自分の顔なんだなーって思うの。

もちろん肉体や脳が衰えているのも感じるし、72年間どの瞬間も楽しく感謝して生きてこられたわけじゃないけれど、毎年毎年誕生日を迎えられるってことが、とても尊くて、幸せなことだと思うんです。だから、今忙しく子育てをしながら、30、40、50代へ向かっている方々に年齢を重ねるってそんなに辛くて重いことじゃないわよってお伝えしたいです。

こんな状況だからこそ余計に人の温かさを強く感じられ、会えずともたくさんの方々にお祝いのお言葉をいただき、とっても幸せなお誕生日を過ごさせていただきました。

〈内藤朝美さん連載〉
インスタグランマ内藤朝美が綴る、育児の想い出や孫との時間

       
  • テーブルには大好きなお花をたくさん飾って

  • お孫くんが家族を代表して、花束をプレゼント

  • 7歳お孫くんからの嬉しいバースデーギフト!

          
  • バースデーケーキはチョコレートケーキを

  • 72年間の人生が刻まれた、今の私

  • 家族が集まった誕生会。テーブルの花が華やかな彩りを添えてくれました。

  • 美しいブーケのプレゼント。とっても幸せなひとときでした。

  • 絵を描くのが大好きな7歳お孫くん。今年も私の顔を描いた肖像画をプレゼントしてくれて本当に感激!

  • バースデーケーキは、大人っぽいチョコレートケーキを皆でおいしくいただきました。

  • シワもシミも含めて、今までの人生が刻まれた自分の顔を愛おしく感じます。