お孫くんとおうち時間に基地作り。勉強もゲーム感覚で楽しんで。
インスタグランマ内藤朝美、のびのび子育て想い出話
- 名前
- 内藤朝美/Asami Naito
- 家族
- 3児のお孫さんのグランマ(8歳の男の子、2人の女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- (株)ナイトーオートエンジニアリング副会長
- URL
- SAORI + ASAMI Instagram
【インスタグランマ内藤朝美、のびのび子育て想い出話】
8歳の誕生日を昨年迎えたお孫君は、現在小学2年生。
私の息子が小学2年生のときは、バーバから貰ったファミコン(ゲーム)に夢中でした。そんな話を息子夫婦としていると、実はお孫君もお友だちのおうちでゲームをやらせてもらったことで、ゲームに興味津々ではあるけれど「欲しい、買って」とは言わないそう。
それよりも今はネーネ(私の娘をそう呼ぶの)のおうちで、ふたりで基地を作ることに夢中。
ふたりで決めたルールもあって、「新しく何かを買って部品にはしない。おうちにある物、または自分で作った物で作り上げる!」だそう。
最初に作り始めてからもう数ヶ月。シーツやテーブルクロス、ダンボールにビニール袋、新聞紙などを使い、試行錯誤の末、ようやく自分たちの理想形ができたそう。彼は誇らしげに、完成した基地にバーバも招待してくれました。
基地の中でおやつを食べながら、今、何が楽しいと思っているかを教えてくれました。
「僕、今はゲームじゃないんだけど、ゲームみたいなことをしててそれが楽しいんだ」と言うので、それは何かと尋ねると、漢字検定や英語検定といった検定試験のことだったの。
私、思わず笑っちゃって。「試験がゲームみたいで楽しいの?!」って聞き返すと「すっごく!」とニヤっと笑うんです。どんなところが楽しいのかと言うと、試験をする時のドキドキと、問題を解くのはパズルみたい、それと最後の結果発表の時が最高にワクワクするんだそう。
本当に私の孫なの?!と言いたくなっちゃいます(笑)。
バーバがもっとも苦手とする試験が、ゲームのようで楽しいなんて不思議でならないけれど、思考にも角度があるとすれば、少しアングルを変えて見たら"お勉強"も"ゲーム"も"遊び"も"スポーツ"も、それぞれがその子その子にとって大いなる楽しみなんだろうなぁと思ったんです。
改めて大人の固定観念がどんなにつまらないものかってその時感じちゃいました。ワクワク、ドキドキする対象は本当に人それぞれだものね。子どもたちが教えてくれることって尽きませんね。
〈内藤朝美さん連載〉
インスタグランマ内藤朝美、のびのび子育て想い出話