うれしい再会と長期のサマーキャンプ体験と|子どもたちの自立心を育む夏休み
エッセイスト久住あゆみが綴る、年子男子の子育て日記
- 名前
- 久住あゆみ / Ayumi Kusumi
- 家族
- 4人家族(夫、9歳と8歳の男の子)とミニチュアダックスのココ
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- エッセイスト、元モデル(お休み中)
- URL
- 久住 あゆみ / Ayumi Kusumi インスタグラム
- URL1
- 「1 + 1 」ブログ
【エッセイスト久住あゆみが綴る、年子男子の子育て日記】
夏休み真っ只中...!
みなさま、いかがお過ごしですか?
我が家は、夏休みが始まってすぐに仲良しファミリーと旅行へ。
2年前にNYに引っ越ししてしまい、涙涙のお別れだったので、念願叶って久しぶりの再会。
会えなかった期間を埋めるように過ごした濃密な時間。子どもも大人も胸がいっぱいになりました。
我が家にとって、他のファミリーと一緒に旅行に行くのは結構珍しいこと。
それもこれも、気心知れた関係だからこそ。
改めて、そんなお友だちと出会えたことに心から感謝しました。
そんな楽しい旅行の次は、楽しみにしていたサマーキャンプへ!
子どもだけで2週間という長期間のプログラムです...!
そんなに長く離れることは子どもたちが生まれてから初めてなので
心配し始めるとキリがありませんでしたが、
本人たちはケロッと平気な顔をして、
空港では、同じサマーキャンプに参加する子を発見し、ノリノリで大はしゃぎ...!
(ご迷惑をおかけしないかと別の意味での心配が頭をよぎる...)
いってきまーす!と、元気いっぱいに旅立っていきました。
そして、今日、9日が経過。
家が静か〜。。なんだか拍子抜けしちゃいます。
毎晩、決まった時間にその日の詳しい活動レポートが配信されるその時間を心待ちにして生きてます。 笑
それにしても大充実のプログラムに感動しています。
ざっと説明するとこんな感じ。
午前中は毎日英語のカリキュラム。
歌やダンスやゲーム、アート、サイエンス、
時には施設で養蜂しているミツバチの生態を学びながら
セイヨウミツバチとニホンミツバチの蜂蜜の食べ比べをさせてもらったり...!
体験型が多く、楽しみながら学べているんじゃないかなと思います。
スポーツも、
日替わりで多種多様な種目を経験させてくれます。
講師陣も日本で第一線で活躍する方々ばかり。
海遊びや外遊びもたっぷり。
バッタやカエル、コウモリ、クワガタを毎日発見して虫好きな長男はどれほど大喜びしているだろうと嬉しくなります。
日本の伝統文化のプログラムもとても充実していました。
琴や神楽の公演、茶道、写経や座禅。陶芸家の先生に教わり備前焼の器づくりにチャレンジしたり。
早くからグローバルな感覚は身につけてほしいけれど、
それにはまず、自国の伝統文化をよく知り、
アイデンティティに誇りを持ってほしい。
世界の多様性に貢献するということは、
自国の文化を素晴らしい形で世界に持ち込める人ということでもあると思うんです。
各国から集まった個性豊かな人間が他国の人々と調和を保ち、
それぞれに素晴らしく美しいひとつの色として、世界を彩ること。
それが多様性を求めつつ、グローバルであるということ。
そういった意味でも自国の伝統文化や生まれ育った国の美しい風景などは、
出来るだけ吸収してもらいたいな、と思います。
楽しそうに目を輝かせる彼らの写真を見ながら、
2週間の成長をこの目で見られないもったいなさ、
寂しさも、勝手ながら感じてしまいます。
だって...8歳9歳の夏は一度きり!
だけど、家族旅行だと、私たちの力では
とてもこのサマーキャンプのような経験をさせてあげられない、とも。
経験させればさせるほどいい。ということではないけれど、
頭も心も柔らかい今の時期に
「好き」の幅がひとつでも増えたら嬉しいなと思います。
親元を離れた世界での刺激や経験、
家族で過ごす安心感としあわせ。
そのふたつのバランスを取って、
これからも彼らの子ども時代を充実させてあげられたら。
それがわたしの願いです。
あと5日!
あぁ早く会いたい...!
どんな顔で駆け寄ってきてくれるだろう...!
誰が泣く?と予想したら、それはもう、わたしです。
そして、もうひとつ、スーツケースの中身がどんな状態で帰ってくるのだろうか。。とドキドキしています。。
予想は長男、ぐちゃぐちゃ。次男、多少きっちり。笑
<久住あゆみさん連載>
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