16歳と14歳、客観視して理解するティーンエイジャーの子育て

Choice

パリからLAへ移住、EMIKOのティーンガール子育て

名前
EMIKO
家族
16歳と14歳の女の子、フォトグラファーの夫と4人家族
所在地
アメリカ・ロサンゼルス
お仕事
モデル、「nanamina」バイヤー、プライベートシェフ
URL
パリの子ども服「nanamina」

コロナをきっかけに宇宙論に目覚め、知り合いの占い師さんに自分の四柱推命と数秘術から持って生まれた本当の性格、使命は何でどんなやり方が合っているのか、などなど出していただきました。占い師さんから言われたことがとても自分にしっくりときて、何よりもいままで知らなかった自分にやっと会えたようで、いままでよりもっと生きやすくなったのです。その占い師さんから、パートナーや子どもの数字も出してみるといいよと言われ、早速お願いしました。

いまうちの娘は16歳と14歳という多感な時です。友達と過ごす時間や影響力も大きくなった一方、家族の時間が短くなり喧嘩も増えました。アメリカで育っている彼女たちの価値観は時々理解できないこともあり、自分の中から生まれた子どもなのに理解できずに苦しい時もあります。

数字を出してもらった結果、性格が私とはまったく違うと思っていた長女の持っている数字が私とそっくりで、実は同じ使命を持ち、価値観も似ているということが分かりました。そして見方を変えると彼女の強がりは、自身の弱さからくるものだったり、精神的に繊細だからこそ気になることが多すぎて口喧嘩になったりしやすいということも、やっと理解できました。

我が子を客観的に見ていくといままで理解できなかったことが明確に理解できるようになったのです。そして娘の人生の流れを知ったことでいまの反抗期も一過性のものだということも実感し、どっしりと構えていられる母親になれた気がします。

子どもはみんな、親を選んでこの世に生まれるとも言われています。長女がまだ2歳くらいの時に洋服を着替えさせている途中、いきなり「ママ、私が生まれる前に天使が来て『これから生まれるよ、ママに会いに行くよ』って言ってくれたの」と言いました。いまそれを尋ねても覚えていないと言いますが私ははっきりと覚えています。そんな長女の幼少期は情緒不安定なことも度々あり、癇癪を起こしたり、目の離せない子どもでした。でも馬と心の会話ができたり小さい頃から弱いものを守る、という意識の強い子でした。クラスでいじめられている子をかばっていじめに巻き込まれたことも度々ありました。

占い師さんから、長女は16歳になるまで少し精神的に厳しい時間だったけれど、「この子はあなたが母親ですごく良かった。この子の良いところに気がついてあげられる人が母親で良かった」と言われたんです。これまでは、「長女は自分の試練だ」と思っていましたが、彼女は私を成長させてくれるためにこの世に生まれてきたんだと、いまでは思っています。そして16歳になったいま、これからもっと楽に生きられる、と寛大な気持ちで彼女を見守り続けるつもりです。

育児は"育自"とも言われます。日々修行、、、万歳ティーンエージャー(涙)!!!

       
  • 長女、馬との対話

  • 16歳、14歳のふたり姉妹

  • 成長していく娘たち

          
  • パリ時代の思い出の写真

  • 長女ナディアは、Ojai(オーハイ)で出会った馬とエネルギーの交換中。小さい頃にハワイを訪れた際も、暴れ馬がナディアのもとにくると不思議と静かになる、ということもありました。

  • 歳の近い女子ふたりなので、ママには理解できないこともふたりで分かち合っているのかも。

  • フランスで幼少期を過ごし、言葉も文化も違うアメリカへ。私自身と全く違う生き方をしている娘たちから学ぶことも多いものです。

  • パリではバレエを習っていました。こちらは、初めてのバレエの発表会にて。小さい頃の写真を見ると母心も初心に帰ります。