親の写真が紡ぎだす、子どもたちの成長と家族の物語

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東京から群馬へ。写真家・髙田久美子が写す家族のかたち

名前
髙田 久美子 / Kumiko Takada
家族
4人 (夫、4歳女の子、2歳男の子)
所在地
群馬県
お仕事
写真家・デジタルクリエイター
URL1
髙田 久美子(@kumiko_takada1209)Instagram
URL2
BLOG『K』

東京から群馬へ。写真家・髙田久美子が写す家族のかたち

はじめまして、髙田久美子です。
フォトグラファー・デジタルクリエイターとして活動をしています。

現在、夫・4歳の娘・2歳の息子の4人で群馬県に暮らしています。
2018年に東京から夫婦で群馬に移住し、夫の実家に嫁いだ訳なのですが、群馬県はこれまで住んだ場所の中で圧倒的に居心地がいいです。
これから、自然豊かな群馬での子育ての魅力をお届けできたらと思っています。

何気ない生活の中で、我が子のいろんな感情に気づき、泣いたり、驚いたり、笑ったり。
子どもたちの成長は本当にあっという間で、こんなにも手がかかるのはもうあと数年なのか......と思うと時折寂しくもなります。

感情が動いた瞬間には、必ず写真を撮ることにしています。
デジタルカメラではなく、フィルムカメラで。
フィルムカメラの良さは、枚数が決まっている所だと思っています。
制限があるからこそ、その時の感情をグッと詰め込むことができるような気がするのです。

数ヶ月後に現像屋さんから返って来たデータを見返すと、
季節が変わっていたり、なんだか幼く感じたり。
データが届いた瞬間は、宝箱を開けるような気持ちになります。

もし子育ての中で、なんらかの壁にぶつかっている方がいるのだとすれば、
携帯ではなくカメラで写真を撮ることをおすすめしたいです。
高価なカメラでなくても、インスタントカメラでもいいと思います。

カメラのファインダー越しに見る家族は、
泣いていても、泥だらけになっていても愛おしく思えます。
写真を見返せば、「こんなに小さかったんだね」と笑い合える日も来るはずです。

いつの日か、その子どもが親になった時には、自分の幼少期の写真を引っ張り出してきて
我が子と、自分を比べる日が来るかもしれません。

ママやパパが我が子を撮る写真は、
どんなに素敵なフォトグラファーに依頼したとしても、決して撮ることのできない
家族だけが残せる瞬間があると思うのです。

そして、子どもの成長記録は親の成長記録でもあると思っています。
そんな思い出の写真が世の中に一枚でも多く増えることを願って、
我が家らしい子育ての物語を、発信させていただければと思います。

〈髙田久美子さん連載〉
東京から群馬へ。写真家・髙田久美子が写す家族のかたち

       
  • 美術館

  • おままごと

  • 姉と弟

          
  • ベビーゲート

  • かくれんぼ

  • 夕焼け

  • 群馬県渋川市の原美術館ARCにて。アンディーウォーホルのスープ缶オブジェへと向かう子どもたち。

  • 庭先でおままごとをする子どもたち。水浸しになって時が止まった瞬間。

  • お姉ちゃんに「鬼が来たぞ〜」と言われて泣くのを我慢する弟。
    おやつのバナナを食べて仲直り。

  • つかまり立ちが始まって導入したベビーゲート。「つかむ」を覚えた娘。

  • 自宅の中でかくれんぼ。隠れるのが下手な息子。

  • 群馬県高崎市の観音山の夕焼け。「さっきまで観音様の足元にいたのに、遠くから見るとちっちゃく見えるね」と娘。