【俳優 野波麻帆、オシャレも遊びも満喫の家族時間】
先日、次女の6歳のバースデーでした。

2人の娘、それぞれのバースデーは、毎年家族にとって特別な日。

私達家族4人でお祝いする日の他にも、主人側と私側の親戚一同、それぞれ別の日に盛大にお祝いしてくれるので、最低3日はイベントが待っています。
今年はそれに加え、コロナ禍の中どうやったら思い出に残るバースデーパーティーができるかを考え、長女はなかなかお家で遊べない小学校のお友達を誘って代々木公園でピクニックパーティーを開催。青空の下、友達とサイクリングをしました。
炎天下の中、何周もサンクリングする子ども達と一緒にわたしも自転車を漕ぎまくり。次の日わたしだけ筋肉痛になりましたが（笑）、沢山の笑顔が溢れる幸せな一日を過ごしました。

主人の父と母(じいじばあば)と妹の皆は、手作りで大好きな鬼滅のお祭りを作ってくれて、射的や輪投げ、タコ焼きなど本格的！！
お祭りや縁日がなかなか開催されず、行けなかった子ども達は大喜び！！　そしてこれまた大好きな銭天堂の駄菓子屋さんもオリジナルを忠実に手作りで再現！　娘達を喜ばせようと一生懸命作ってくれたその気持ちに、わたしの涙が溢れるほど。。。！

私側のグランマちゃん(私の母はおばあちゃんとは呼ばないでね♡と 笑)達は、大好きな手巻き寿司やおいしい料理をたくさん作ってパーティーを開いてくれました。
肉食の長女の時は、ちょっとお洒落して大好きなステーキのお店へ。おいしいお肉にプレゼントももらって、あーーー幸せっっ、と言いながらケーキを口いっぱいに頬張る姿はしっかり写真に残されています（笑）。

そんな2人に、
「ねぇプレゼントの意味って知ってる？」
と聞いてみました。
「知ってるよ！気持ちでしょ？」
と得意げな6歳の次女。
「そうね。物ではないんだよ。送る相手の喜ぶ顔を想像しながら、何がいいかなぁこれにしようかなぁと考える気持ちがプレゼントなんだよ」
というと、
「それって愛だよね」
とさらっととカッコ良く言った長女（笑）。
うん、「愛」についての私の日頃の説法が染み込んでいる、と実感（笑）。

「麻帆、愛されるひとより、愛するひとになりなさい。人生はその方がきっと幸せよ」
母が小さな私にいつも言っていた事。

どうか愛することを恐れない、そんな人になって欲しいなぁ.......

ロウソクを吹き消す娘の横顔を見つめながら、そう願う私の気持ちと母の教えが不意に重なり、気付かぬうちに私はその想いを受け継ぎ、母親になったんだなぁと実感した大切な誕生日でもありました。

〈野波麻帆さん連載〉
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