大自然のなかで思い切り遊んだ、家族みんなの夏休み

俳優 野波麻帆、オシャレも遊びも満喫の家族時間
- 名前
- 野波麻帆 / Maho Nonami
- 家族
- 4人(8歳と6歳の女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- 俳優、「himher」デザイナー
- URL1
- 野波麻帆(@mahononami)Instagram
- URL2
- himher
【俳優 野波麻帆、オシャレも遊びも満喫の家族時間】
過ごしやすい日々が増えてきた今日この頃。身体的には楽になりましたが、なんだか少し寂しい気持ちに.....。2022年の夏休みは、あっという間に終わってしまいました。
今年の私達家族は、夏休みが始まってすぐ、長野の白馬村へ。去年初めて行ってから家族全員が気に入って、今年も夏休みは絶対に行くんだと決めていました。
去年はキャンプのみで5日間だったのですが、今年はキャンプ3泊、その後白馬のペンションに4泊泊まる計画。思いっきり白馬を散策しようという試みです。
まずは、青木湖前のキャンプ場でテント泊。着いてすぐに設営している間、子ども達は水着に着替えライフジャケットを着て目の前の桟橋から湖へドボンっ!! 水は少々冷たいのですがそんなの関係なしです。その後はSUPを借りて4人で湖を散歩したり、水深50mのとこで飛び込んで泳いでみたり....。
夜には夜空の雲が水面に映り、それはそれは幻想的。お尻をピカピカと光らせた蛍が沢山、湖畔周辺を飛んでテントまでやってきます。その綺麗なこと......!
2日目の夜は、テントで寝るまえに皆で映画『ジュラシックパーク』を見ていたのですが、途中から外は雷とバケツをひっくり返したような大雨。ザーザー降る雨の音と共に、映画と現実がリンクし始め、森の中にいる私達はまるで近くを恐竜がドスンドスンと歩いてくるかのようなスリリングなドキドキ感をテントの中で味わう事に....!!!(笑)
これは、お家やホテルに泊まっていたら絶対に体験出来ない、忘れられない貴重な思い出なりました(笑)。
3泊4日の湖畔キャンプは、幸せな思い出で幕を閉じようとした最後の日。日も暮れてきた頃......
事件は唐突に起こるものです......
家族でお風呂から帰ってきた時、先頭をきって黒い上下のセットアップを着て歩いていた私。アブの大群に襲われたのです。。。!! 身体の周りにブンブンと凄い数のアブ!!!
後ろにいた子供達が、「ママ!!!大変!!!!!」と叫ぶのですが、とにかく刺されないように走り、叫び、狂ったように身体を動かすしか無い私!!!完全に半狂乱の姿....(笑)。
そんな私に臆することなく(当たり前か)、どこまでも追ってくるアブの大群!! 主人がすかさずテントから殺虫剤を持ってきて走り回る私を追いかけて大群にスプレーをかけまくり、やっとアブ達は散ってくれました。
本当に刺されまくって死ぬかと思ったし、半泣き状態(笑)。私の狂ったダンスのお陰か(笑)、結局奇跡的に1匹も刺されず。。。!
子供達はあまりの衝撃的な出来事に呆然と立ちすくみつつ、「ママ........大丈夫?........」と、半泣きの私をそれでも労ってくれました(笑)。主人と娘達曰く、50匹以上は背中にとまっていたそうです。見えなくて良かった(涙)!。もし見えてたら失神してたかも!
後で友人に話したらアブがいるところは黒は着ない方が良いとの事。そして夕方から日が暮れる時間帯は一番活動するそうです。勉強になりました(笑)。皆様も、どうかアブの大群にはお気をつけ下さい.....!
そんな色んな意味で怖ーい話はさておき、その後はロッジに移動し宿泊。白馬村や八方尾根を散策したり、レンタルサイクルをしてみたり....のんびりと白馬を満喫しました。美味しいご飯やさんもいっぱいあるし、まだ手がかけられていない自然も多く、本当に素晴らしいところ。ますます大好きな場所になりました。
東京に帰ってからは幼馴染とそのママ達とワイワイ、都内から1時間くらいで着くホテルへプールand BBQへ行ったり。学校は違えども小さい頃から一緒に遊んでいる子ども達。イベント事では必ず皆で集まりお祝いをする仲間。揉め事もなく本当に仲良しの小学3年生5人と、その妹や弟や弟分くんたち。ママ同士も全員仲良しなので、その後も静岡にあるリゾートホテルにパパも一緒にファミリー合わせて5家族で宿泊。スライダーの滑り方に爆笑したり、私も子ども達もストレスフリーで思いっきり遊んで夏を満喫しました。
そして夏休みの締めは家族だけで、「ほったらかしキャンプ場」へ。大人気でなかなか週末や夏休みなどは予約が埋まっているのですが、運良くロッジが空いたのでテント泊を変更。
見晴らしの良いカフェでお酒を飲んだり、のんびり温泉に入ったり、今年の夏休みはいーーっぱい遊んだねっ!と振り返りながら、素晴らしい甲府の夜景を見下ろし、2022年の夏休みは幕を閉じました。
いつまでキャンプに一緒に行ってくれるかな。いつまでiPadや携帯を持たないデジタルフリーな時間を、一緒に自然の中で過ごせるのかな。
ロッジのベッドでスヤスヤと寝息をたてて眠る子ども達の寝顔を見ながら、無邪気に笑うこの夏のたくさん笑顔を思い出し、心に焼き付け、満天の星空の下、明かりをひとつ消しました。
外は鈴虫の鳴き声。
秋はもうすぐそこです。
〈野波麻帆さん連載〉
俳優 野波麻帆、オシャレも遊びも満喫の家族時間