喧嘩まっさかり!な小学生兄妹の育て方は「上下関係ない」公平主義で!
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(9歳男の子と7歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
【「机上の勉強よりも実体験!」の子育て】
目が合えば喧嘩する、小学生の年子兄妹。
今回は、我が家の兄妹の育て方をご紹介させて頂きたいと思います。
① 比べない
それぞれいいところはちがうもの。比較するのではなく、その子自身の魅力を見つけて褒めてあげます。我が家の兄妹は互いを嫉妬したことがなくて、それは親が2人を比べたことがないからかもしれません。
② 兄妹に上だから下だからという理由で優劣や順位をつけない
上の子も下の子も同じように接しています。お兄さんだから、妹でまだ小さいから、そんな言葉は厳禁。お兄ちゃんが赤ちゃん返りしたときは、赤ちゃんのように扱いました。上だから下だから、そんなことが理由でどちらかが我慢することのないように細心の注意を払っています。
③ すべてを公平に分ける
食べ物、おもちゃ、すべて公平に分け与えています。下の子に、小さいからという理由で、与えるものに差がついたり、お兄ちゃんと同じ年になるまで我慢をさせたり、そんなことはする必要がないと思っています。そのせいか「ずるい!」、というようなひがみ言葉は、うちの子たちからあまり聞いたことがありません。
④ 喧嘩の成敗をしない
そんな我が家も、もちろん兄妹喧嘩は日常茶飯事! 最終的には親が喧嘩の仲裁に入ることもありますが、ついついイライラして頭ごなしに叱ってしまう私。けれど平等に話しを聞いて、言いたいことをうまく伝えられない子どもたちに代わって、子どもたちの思いを相手に伝える役に努めています。そして「ごめんなさい」を互いに言うことを解決法にせず、何が原因で喧嘩になったのか、自分は何がいけなかったのかを自分自身で考えるように促しています。
兄妹のなかでの立ち位置や関係は、今後の性格形成に大きく関係してくると思います。だからこそ、二人が互いを尊重しあって認め合える関係を築いてもらいたいのです。
30分おきには喧嘩して、最終的に娘が大泣きする毎日。けれど思い返すと彼女がいちばん笑っている時は、パパといる時でもなく、私といる時でもなく、お兄ちゃんといる時。それだけで十分な気もします。
〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て