家族でオランダに移住して最初の年となった2023年を振り返って

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子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

名前
アキ / aki
家族
3人(夫、12歳の女の子)
所在地
オランダ・アムステルダム
お仕事
料理家
URL
monstyle.aki
URL1
オンラインお料理教室

子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生

このコラムが出てる頃には 2024年ですね。
あけましておめでとうございます。

2023年を勝手に振り返ると (今カフェでこのコラムを書いてるのですが)
私も、旦那さんも そして娘も、
新しい環境で、みんな頑張ったなぁと思っております。

最近は、 冬が暗くて長くて寒くて

気持ちがめげそうになりますが、
お家は明るく、
みんなで苦難を乗り越えております。

その中でも 娘は本当に頑張っていると思います。
(たまにずっと携帯を見てて、本当に大丈夫?と思う事が沢山ありますが、、、)


まず、英語力について、

小学校で出会ったママ友に
勉強しなくても、絶対英語が話せるようになるよ。
大丈夫だよ、うちの子もそうだったよ、
と言われていて、
本当に大丈夫? 話せるようになるかなぁ、、
と何も特別なことをしない夏休みが過ぎ、
中学生になり、
最近の娘を見てると
友だちが言ってることはだいたい理解できてるようで、
沢山の語彙力はないけれど、
英語で会話ができるようになったとは思います。

耳はだいぶ強くなりました 。
(でもこんなこと書くと、できないからやめてねと、怒られそうです。思春期恐るべし)

授業の内容は専門用語も多いし、
トランスレートを使ってますが、
なくても理解できることも、
日頃の会話もチャットもトランスレートなしで返信できるようになって
ママこの意味わかる?って 教えてくれるのですが、
わからないと言うと、
え?これわからない? え?って顔されて、
その度に、
私の顔には涙マークがついてるかもしれません。

学業については英語が理解できるようになっても
やはり数学は難しいですね。
教えるためにネットで調べると
大学生レベルの出題で、
もう、ママは本当にお手上げ状態です。

小学生の頃から、
奥の奥まで教えて理解させるんだろうなぁ。

日本人のママさんたちが言っていたのですが、
外国人の子に比べて、日本人は小学生くらいまで,
算数がすごくできるけど、
途中からどんどん抜かされると言ってました。

ほぉそうなんだぁ、と聞いておりましたが、
ここに来てなんとなくわかる気がします。

私が娘の年齢で習った教え方とまるっきり違うので。
(まぁ時代もあるかもしれないけれど)

でも、最近は親の出番が減ってきて、
お友だちも沢山できたので
明日学校で〇〇に聞いてみる と言うようになったので
心の中で そうしてくれ って毎回思ってます。
(私の勉強を教える母親業の終わりは早そうです。9ヶ月で終わりかな。笑)

テストでは毎回成績が出るので
8段階中、8とか、4とか、3とか
その数字が悪いと凹むみたいで、
数字で出るのは
やる気が出るとして
よしだと思ってます。
勉学は本人次第ですね。

親としては子どもが楽しく学校に行って
独りぼっちにならずに楽しく過ごせることが
何より安心でき、幸せだと思います。

欲を言えば、 授業中もつまらない気持ちにならないように
ある程度、勉学も楽しんでやってもらえたら、
人生の楽しい時間が増えそうなので
そのことを理解してほしいところなのですが、
専門用語の英語を少しずつ理解するところからですね。

2023年は、娘さんの初のオランダ生活としては
まぁまぁいいスタートだったかなと思います。

私も生まれてからずっと仕事に突っ走ってきたので
こんなにお母さんとして彼女に向き合ったのは
赤子以来かもしれません。

2024年は、 どんなオランダ生活になるのかとっても楽しみです!

人生は常に前を向いて、家族で全身全霊で前に進みたいと思います。


<akiさん連載>
子どもと一緒に学び楽しむ、オランダ移住1年生


       
  • シンタクラースのパレード

  • 12月に入ると一気に街が華やいで

  • もみの木があちこちで売られて

          
  • ヨーロッパのクリスマス

  • 冬の伝統菓子、オリボーレン

  • 11月半ばから12月5日までオランダにやってくるシンタクラース。スペインから蒸気船に乗って到着すると言われていて、各街でシンタクラースを迎えるパレードが行われます。アムステルダムのパレードでも子どもたちが大きな声で迎えていました。

  • 12月に入ってクリスマスムードに包まれ、イルミネーションが増えたアムステルダムです。レンブラントの銅像もなんだか華やかに。

  • クリスマスツリー用のもみの木が街の至るところで売りに出されます。クリスマス後はきちんとリサイクルされるというのがオランダらしいと思います。

  • イルミネーションで通りが彩られるヨーロッパのクリスマス。1月に入ってもきれいなイルミネーションが残っているのが嬉しいです。

  • オランダでは冬になるとオリボーレンというドーナツが至る所で売られて、みんな食べてます。