4年ぶりのハワイで子どもをサマースクールに通わせて感じた日本との違い

「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人 (11歳男の子と9歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
- URL1
- TOIRO.
- URL2
- TOIRO. Instagram
【「机上の勉強よりも実体験!」の子育て】
先日4年ぶりにハワイに行ってきました。4年ぶりの海外。海外の空気を久しぶりに味わって、開放感たっぷりに過ごしてきました。
海外に行って毎回思うのは、日本に比べてとにかくルールが少ない。
今回ハワイで、プールに行っても、帽子かぶってください、アクセサリーは外したてください、サングラスもダメ、飛び込み禁止、走らないでください、そんな注意をされることは、決してありません。
息子たちは、ハワイのスクールに通っていたのですが、決まりごとと言えば、お互いを、海を、自然、そして生き物をリスペクト。それくらいです。
日本では、スカートは膝上10センチまで、髪を染めるのは禁止。地毛が黒でない人は、地毛証明書を出させられたりする学校もあるようで、そんな話しを海外で話したら皆ビックリするでしょう。
息子たちがハワイのスクールで学んだのは、環境問題や海亀やあざらしに出逢った時のルール。そちらの方が大きな意味があるような気がしてしまいます。
規則の有無。
それぞれのよい部分と悪い部分はあるでしょう。海外の方々は、日本の空港に足を踏み入れた瞬間、エスカレーターの右側に綺麗に並ぶ人々、真っ直ぐに並んで走る車に感動するとよく聞きます。
私は、過保護なルールは必要ないと思っています。
例えば、プールの周りにフェンスをつけておけば、子どもがプールに落ちておぼれることを防げるでしょう。けれど、水の怖さ、泳ぎ方、泳ぐ楽しさを知ることもないでしょう。
当たり前のように規則に従っていると、何がよくて何がダメなのか考える力を奪ってしまう。創造性と楽しさを遠ざけてしまう場合もあります。
経験は財産。
多少ルールを破っても、危険を伴ったとしても、我が子たちには、経験を積んで色々学んでもらいたい。
〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て