インターナショナルスクールの運動会で大きな学びがありました

「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(11歳男の子と9歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL1
- Mikiko Nishiyama Instagram
- URL2
- TOIRO.
【「机上の勉強よりも実体験!」の子育て】
先日、娘が通うインターナショナルスクールで運動会がありました。
青、赤、黄色、緑の4チームが様々な種目で競い合い、多くのポイントを稼いだチームが優勝します。
毎回ビックリするのは、日本の運動会との違い。
日本の学校は一つの種目を保護者や生徒全員で見学し、リレーや玉入れ、綱引きなど盛り上がり、応援もかなりの白熱。
感動して涙する親御さんもいます。
一方、インターナショナルスクールの運動会では(スポーツデイと呼ばれます)、5種目の競技が同時に行われ、親たちは自分のこどもが出場している種目に移動しながら見学するスタイル。
子どもたちも微笑みながらのんびり走ったりしていて、思わず笑ってしまいます。
とにかく日本の運動会の真剣さとは大違いですが、こんな風に楽しみながらやるのもいいなぁと思ったのでした。
そして、一番驚くのは順位発表。
4位から順番に順位を発表していくのですが、いわゆるビリである4位の生徒たちが、歓声をあげて大喜びをしているのです。
優勝チームもビリチームも同じくらい大きな歓声をあげて、ハグをし合って喜びを分かち合っていました。
娘曰く、娘のスクールでは、負けることで悲しむことは許されていないんだそうです。
自分が頑張って得た結果をポジティブに捉えるだなんて、とてもいい教育ですよね。
我が家でも、子どもたちには、「勝つことが全てではない」と小さな頃から教えています。社会は勝利に高い価値を置きがちですが、勝つことに集中するより、上達することに集中すること。
結果よりも、その結果に至る過程が大切なんだ、と教えています。
負けたって、うまくいかなくたって、ベストを尽くせる自分を褒めてあげられる、自己肯定感の強い人間に育ってほしいです。
〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て