家族旅行こそ最良の教育。我が家流、夏休みの旅育レポート

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「机上の勉強よりも実体験!」の子育て

名前
西山美希子/Mikiko Nishiyama
家族
4人(12歳男の子と10歳女の子)
所在地
東京
お仕事
DESCENDANTデザイナー
URL
Mikiko Nishiyama Instagram
URL1
TOIRO.
URL2
TOIRO. Instagram

西山美希子さん
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て

夏休みがあっという間に終わってしまいました。毎年、夏休みは旅行三昧な西山家。今年は、息子が中学生になり、部活に合宿に大忙しでしたが、隙間を見つけて旅行に行ってきました。
娘は6月からパパと2人旅、パリコレへ。そして7月には西表島、徳島、8月にはハワイに家族4人で行ってきました。

我が家では、家族旅行を教育費と捉えています。家の貯蓄を切り崩したとしても行くべき!と思うくらい、いわゆる「旅育」は重要と思っています。
もちろん旅行の第一目的は、家族で楽しみ思い出をたくさん作ることですが、目的はそれだけではありません。ただ家族で旅行に行って、レジャーを楽しむのもいいですが、旅行を通じてさまざまな学びや経験を積み、子どもの経験値を上げ、視野を広げ、学びや育ちに刺激を与え、成長を促すことも大きな目的です。

我が家の旅行は、観光とはちょっと離れていて、どちらかと言うと、地元の方々と交流をし、自然と触れ合ったり、ショッピングに行ったり、食事を共にしたり、その土地ならではの日常的な体験を大切にしています。

子どもたちの毎日の光景と言えば同じ通学路、見慣れた教室、ルーティンのように毎週ある習い事、気の知れた仲間たち...。旅先では、そんな日常から離れて、新しい世界を新しい人々と経験して、触れたことのないものを触れて、新刺激を受け、様々な価値観に触れて、子どもたちの興味、関心、世界観が広がったら嬉しい。実際毎回旅先では、子どもたちは新しい出逢いに恵まれ、次へとつながっています。

毎年旅行先にハワイを選んでいるのは、まったく性質のちがう2人の興味と関心が揃っている場所であること、また、2人共が自己表現しやすい環境が整っていることです。海外では、人との出逢いは、異文化交流となるため、生まれ育った環境や価値観の違う人と交流することにより、子どもたちにとっては、多様性を学ぶ、とてもよい機会となっています。

子どもたちが大きくなってきて、今後自分の移住地が定まっていくと思います。選択肢が日本だけであってほしくないと思っています。日本を選ぶのであれば、それはそれでよし。けれど広い視野で世界を自分の目で見て確かめて、自分がいるべき場所を決めてほしい。そのために、そろそろ子どもたちを色々な国に連れて行き、新たなる旅育を始めていきたいと思っています。

〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て

       
  • パリへ

  • 西表島

  • ハワイ

          
  • サーフィン

  • 夏休みの宿題

  • 息子より、一足はやく夏休みに入った娘は、パパのお仕事に同行して、パリコレへ。ファッション好きな娘は大きな刺激と影響を受けたと思います。

  • 西表島では、娘がハブクラゲに刺され、救急車で運ばれて、恐ろしい思いをしました。また、台風が来て、フェリーが1週間出ないかもとのことで、1日早く石垣島へ移動。二日間石垣島で足止めをくらいました。自然の美しさと怖さを改めて体感できました。

  • 息子が釣りに興味を持ち出したきっかけはハワイ。5歳で初めてカヌーに乗り、沖に出て、プカプカのんびり浮きながら、130cmものトランペットフィッシュを釣って、大興奮!今回の旅では念願のGTを釣りました。

  • 今回ハワイで、子どもたちは生まれて初めてサーフィンをしました。ハワイの美しい海で、緩やかな波に乗って、波待ち中には海亀の赤ちゃんが隣でプカプカ浮いていて……ハワイならではの素晴らしいサーフィン初体験となりました。

  • 子どもたちは、西表島やハワイで見ていた、生き物の住処である美しいサンゴ礁が、死滅する恐れがあることを知り、自分たちに何ができるか考えていました。息子は夏休みの宿題にサンゴについて調べ、レポートを書いてました