思春期の子どもたちと、一緒に食卓を囲む大切さを実感
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て
- 名前
- 西山美希子/Mikiko Nishiyama
- 家族
- 4人(12歳男の子と10歳女の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- DESCENDANTデザイナー
- URL
- Mikiko Nishiyama Instagram
- URL1
- TOIRO.
- URL2
- TOIRO. Instagram
【「机上の勉強よりも実体験!」の子育て】
ゴールデンウィークは、どこもかしこも混んでると思ったので、週末用の海の近くのお家にお篭り。アメリカから遊びに来ていた主人の親戚が泊まりに来て、昼間は船を出して釣りをしたり、ぷかぷか海に浮かんでピクニックランチをしたり、スーパーに買い出しに行って、みんなで朝昼晩ご飯を一緒に作って、サンセットを眺めながらBBQをしたり......。のんびり食卓を囲むようなファミリータイムを愉しみました。
私が育ったヨーロッパでは、家族と集まって食卓を囲むことは何よりも大切にされていて、夕食のために仕事を誰もが早く切り上げ、特に夏休みは、みんな一ヶ月ほど仕事を休んで休暇を楽しんでいました。
私も夏休みにはよく、お友達のビーチサイドの別荘に泊まりに行って、お友達のママが腕をふるって下さったお手製の料理をお庭で大勢で頂き、とても楽しかった思い出があります。イタリアのある地域では、お昼ご飯のために一旦下校をし、家に帰ってお昼を食べてからまた学校に戻るという習慣もありました。
日本では、子どもが大きくなると家族で過ごす時間が激減するように思います。我が家も子ども達が大きくなってきて、友達と外食をしてきたり、スポーツや課外活動、塾など多くの予定を抱え、生活のテンポも速くなり、空いた時間はわずか。家族でゆっくりと時間を割くこと自体が、難しくなってきてきています。
子どもたちが思春期を迎えている今こそ、みんなで過ごす食事の時間はとても大切だと思っています。食事中の会話だと、子どもたちと互いの目を見て話したり聞いたり出来るようになるし、ちょっとした子どもの悩みに気付けたりと、親としての影響力も高まると思います。
このゴールデンウィークは、家族でキッチンに立って料理をして、一緒に食事を愉しみ、とてもいい時間を過ごせました。
〈西山美希子さん連載〉
「机上の勉強よりも実体験!」の子育て