この状況に感謝。 今までで一番子どもと一緒

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家族の幸せの前に自分の幸せを。個性溢れるパッチワーク家族

名前
大草直子 / Naoko Okusa
家族
5人(19歳と9歳女の子、14歳男の子)
所在地
東京都
お仕事
スタイリスト / WEBメディア『mi-mollet』コンセプト・ディレクター / 『AMARC』主宰
URL
AMARC

28歳で母になってから、こんなに子ども達と一緒にいたことは初めて。子どもたちの朝の顔、昼の顔、夜の顔、全てを見ていて思います。なんとたくさんのことをmissしてきたのだろうかと。後悔はしていないけれど、今を楽しんでいます。それこそ自宅待機、外出自粛が始まってから最初の頃は、朝一斉に起こして、全員で朝食を食べ、昼も夜も全員揃って、と努力していましたが、途中でやめました(笑)。おそらく100年以上は生きるであろう子ども達。これから続く長い人生で、1日のほとんどをゲームに費やしたり、ゴロゴロしたりするタイミングがあっても良いかなあ、と思い直したのです。もちろんこういう時期に、律すること、生活を整理することを学ぶことも大事だけれど、考えていないようで考えている彼らの「今のライフスタイル」を尊重しようと思ったのです。だって、これから、このウィルスと生きていかなくてはならないわけで、「新しい日常」のルールは私たちが決めるわけではないと思うのです。同時に、いかにストレスを手放すかにプライオリティを置き、今までにないこのシチュエーションを「今こそ」楽しもう! と今のところは考えています(笑)。

       
  • お家時間を楽しむ、老松のお香

  • 息子の仕事は私たちのワインの抜栓

  • 料理をすることの、なんとストレスフリーなことか

          
  • 誰も気づかなかった花のアレンジだけれど(笑)

  • 私の部屋着を末っ子に取られました❤︎

  • メディアの撮影も、子ども達がやってくれます

  • 毎朝の日課。玄関のドア、リビングの窓を開けて、風を通して。その時に、お香かキャンドルを10分弱焚くように。これだけ夜の気が朝のそれに変わります。

  • 長男のリオの繊細さに気づけたのも、今回のパニックの恩恵の1つ。細かくて几帳面、そんな横顔知らなかった! 愛おしくて、そして面白い。

  • 朝昼晩の食事が、毎日の楽しみ。これって、とてもシンプルで人間らしい。冷蔵庫にある食材を使って、パズルのように料理をすることのワクワク感。これはお夜食(笑)。

  • 欠かさず飾っていた花。別にディナーのシーンで話題になったこともなかったけれど、新しい花を飾ると「あ、ママ、花かえたね」と言われたことの嬉しさたるや。

  • 私が愛用していたベアフットドリームのジャケットを、9歳の末っ子に盗られました(笑)。ふわふわしていて気持ちが良いそう。今ではシェアしています。

  • 雑誌の撮影やウェブのページ。すべて自宅でリモートで。大学生の長女がカメラマン。腕が上がりました。外出自粛で、母親の仕事が何かを見せられたにも良かったこと。