我が家の夫婦の喧嘩は、「犬も食わない」ではなく(笑)

Choice

家族の幸せの前に自分の幸せを。個性溢れるパッチワーク家族

名前
大草 直子 / Naoko Okusa
家族
5人(夫、19歳と9歳の女の子、14歳の男の子)
所在地
東京都
お仕事
スタイリスト/WEBマガジン『mi-mollet』コンセプト・ディレクター /『AMARC』主催。
URL
AMARC

先日、インスタグラムにも載せましたが、我が家の夫婦喧嘩(あ、私たちは討論、議論と言っています)はけっこう激しいです(笑)。どちらかが黙る、席を立つ――みたいなことはなく、とことん話し合います。あ、たまに怒鳴り合うことも。「きーーーっ、許せない」、ではなく、「ここが間違っている」「人がまだ話しているのにカットインしないで。そもそも......」「いつも君は自分が正しいと思っている」など、なんていうのかしら。喧嘩のきっかけはいつも間にかどこかに消え去り、お互いが普段抱えている不満や違和感を、ここで一気に話し合うって感じ?

だいたい、2か月に1回くらいかな(笑)。

子どもたちはさーーーっと自室戻ることも多いのですが、最近は3人とも普段通り。宿題をしたりテレビを観たり、とか、通常業務を続けています。そして、その日のトピックによっては、「ママ、あの言い方はないよ」「あの言い合いは、僕たちにとってストレスだった」など、子どもたちから冷静に指摘を受けます。そうして、その指摘を、また夫婦でシェアします。時に「確かにあれは良くなかった」と反省することもしきり。私たちは、たいていその後、ベーシックなリレーションシップに戻ります。あれ、でも考えてみたら、子どもたちに指摘を受けるのは私だけだな(笑)。あ、私がたいてい悪い? いやいや、言い方や物事の決め方が乱暴なのかもしれませんね。

と、こうして文章にすると、ほんのりと反省する気持ちのもなりますね。あ、今回のコラムで何が言いたいかと言うと、こうして夫婦で話し合うこと、そして子どもたちもそれを冷静にジャッジして、私たちに意見できるのは大事なのかな、と思っています。それぞれの家族のルールがあるので、すべてのファミリーに当てはまるとは言えませんが。意見を出し合うこと、性も国籍もお互いフラットであること。ぶつかった後は仲直りすること。社会の中で、とてもシンプルで簡単なことを、子どもたちにも経験してほしいなあ、なんて思っています(笑)。

       
  • 最近は「女っぽいこと」を一緒に♡

  • 家族で行った温泉。突然決める母さんに非難ごうごう

  • 小さな頃の写真を見て、思春期のイライラを乗り越えます

          
  • 喧嘩、あ、口論後の夫と私はこんな感じ

  • 先日、日曜日に末っ子と髪を切りに。その後2人でディナー→お茶。こんなことも、一緒にできるようになりました。学校の話をしたり、今度の休みの話をしたり。とにかくたくさんコミュニケーションをとるように。これは、長女、長男ともやるように。1人1人とのデートをこまめに。

  • 全員の学校が休みで、私も夫も仕事が入っておらず。そんな週末ってなかなかない! 急に思い立って行った、近場の温泉。なんと中学校の定期考査の直前だった長男。日曜日に友人と約束があった長女。「なんで急に決めるわけ~」と、母さん、みんなに責められましたが、決行しました(笑)。

  • ああ可愛い、と、昔の写真を見ながら癒されています。思春期真っ只中、大分良くなった息子の反抗期も。新しい学年、新しい先生――まだまだ落ち着かない「with コロナ」との新しい環境に慣れない末っ子も。可愛さ全開、8年前の無垢な笑顔を見て、親も深呼吸して、乗り越えます(笑)。

  • 本文に書いたような、まあまあすごい言い合いも、終わるとケロッとするのがラティーノの夫と(気持ちは)ラティーナの私。雑誌「エクラ」の撮影で夫婦カットがあったので、その後自撮り(笑)。思う存分言い合って、次の日に持ち越さず、ケロッとしている2人。