最終回へ思いを寄せて。 子どもの可能性、親の可能性
家族の幸せの前に自分の幸せを。個性溢れるパッチワーク家族
- 名前
- 大草 直子 / Naoko Okusa
- 家族
- 5人(夫、19歳と9歳の女の子、14歳の男の子)
- 所在地
- 東京都
- お仕事
- スタイリスト/WEBマガジン『mi-mollet』コンセプト・ディレクター /『AMARC』主催
- URL
- AMARC
子どものこと、夫婦のこと。そして私のこと。さまざまを書かせて頂いたこのコラムも、今回で最終回。読んでくださった方、そして「執筆しない?」と声を掛けてくれた友人、機会をくださったブライトチョイスに感謝をしながら、最終回をスタートしたいと思います。
この回で書きたいのは、子どもの可能性と同じくらい、私たち親の可能性も考えなくてはいけない、ということ。いや、いけない、ではないですね、「考えたい」「考えよう」のほうが近いです。子育ては、自分の人生と並走するものではあるけれど、とってかわるものではありません。すべて子どもを優先する。子どもの人生に自分の目的を映してしまう。いやいや、私たち親の可能性だって、子どものそれと同じくらい大きく、輝かしく、そして「ブライトチョイス」なはずです。
もちろん縁あって家族になったわけですから(笑)、それぞれのタイミング、選択、決断を尊重したいな、とは思っているし、そのケミストリーにワクワクします。具体的に言うと、高校生の時のアメリカ留学に続いて、私自身海外で勉強したいな、と思っています。3年弱で大学を卒業する長女はその時にならないとわかりませんが、長男、次女、夫の意見も聞きながら、家族で数年は海外に拠点を移すこともあるかもしれません。もし、意見が違えば、家族が少しの間離れることも、もしかしたら起こりうるかも。私のベストタイミングで海外に行くことを、私の人生の可能性を鑑みて「今!」と思えば、それを実行する権利も、親にだってあるのです。
子どもの人生は小さな風船からスタートし、大きな大きな立派なものになります。私たちの人生=風船とぶつかったり、時に重なったりしながら「縁」をつないでいきますが、決して親の風船の一部ではありません。だからこそ楽しいし、楽しみですね♡
また、どこかの場所で、笑顔でお会いできることを楽しみに、もう一度感謝の言葉で終わりたいと思います。
ありがとうございました。