移住から7カ月、幼稚園に通う息子とともにポルトガル生活を満喫中

モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間
- 名前
- 小泉里子/Satoko Koizumi
- 家族
- 3人(夫、3歳の男の子)
- 所在地
- ポルトガル
- お仕事
- モデル
- URL
- 小泉里子/Satoko Koizumi
- URL1
- SATOKO KOIZUMI 小泉里子
【モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間】
ポルトガルに移住してから7カ月になりました。こちらの暮らしは、一言でいうと最高でございます。
気候も良く食べ物も美味しい、穏やかな人たちに、海と山があり、そしてなんと言っても息子が楽しそうに幼稚園へ行く姿が最高でございます。
9月からスタートした幼稚園、初めのうちは制服着るのも嫌、幼稚園に行くのも嫌で毎日連れて行くのが大変で、日本語も通じないし、8時半から16時までの時間は彼にとっちゃlong long timeです。
「そりゃ泣くわ」とは思ったけど、こちらも連れて行かないわけには行きません。いつか笑顔で「行ってきます!」という日を夢見て、「公園に行こう」だの、「スーパーに行こう」だの言って、なんとか彼を自転車に乗っけて出発するのです。
ただポルトガルに来て初めの3カ月ほど通った幼稚園の時よりかはまだ兆しはあって、担任のマリアナからは、「すぐに泣き止むわよ」という報告は受けていました。だって最初に行った幼稚園では、1時間以上泣いていたとか。しかも行く前から大泣きで家の柱にしがみつき、玄関のノブを握り締め、車の座席にへばりつき、私の髪の毛を抜けるまで引っ張り、それらの関門をなんとか突破し送り出さなければならなかったあの時を思えば、今はまだマシな方。でもあんだけ嫌がってた理由はきっと担任の先生がちょっとおばさんだったからかなと。って言っても私と大して変わらないと思いますけど。笑
そんなこんなで、夢はさほど遠くないと思ったある日の朝。毎週金曜日に届く1週間の写真付きレポートを息子と一緒に見ていたら、「この子はトーステンだよ!この子はアレックス!この子はオーリー!」とお友だちの名前を教えてくれました。そしてお友だちの話をたくさんしました。まだ名前が分からない子は聞いてきてねと。園での出来事もたくさん話しました。基本、幼稚園での話は帰ってきた時に聞くようにしてたから朝から話すのは珍しかったんです。
だって朝からそんな話をしたら、ぐずり始めるんじゃないかと何となく避けていたから。
でもこの日は彼もノリノリで話してくれました。
そんな話をして出発した朝、なんと泣かずに行けました!おまけにバイバイと手を振るではないですか!なんとまー!!
そしてその日から今日まで、彼は泣かずに登園しています。
秋休みに入る前、息子に「もうすぐ秋休みで10日間くらい幼稚園行かないよ」と言ったら、「え~、幼稚園行きたいな~」だって。
もう私の夢を通り越しました。
あっという間の変化についていけないのは私の方で。きっとこの先の子育てもこんな感じで、いろんな出来事や変化があっという間に過ぎていってしまうんだろうなと思うと、先輩子育て組が言うように、イライラすることもあるけど、子育てはあっという間。だから噛み締めながら息子をいっぱい抱きしめて、今を存分に楽しまなきゃと思います。
そしてそんな出来事から、今の想いを忘れないようにと、前々から思っていた子育て日記を書くことにしました。
重い腰を上げていつまで続くかかなり自信ないけど、読み返すときの幸せな時間を想像して、そして息子がどんな風に成長したか伝えるために。とりあえず今2日目です。笑
〈小泉里子さん連載〉
モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間