2025年の子育ての目標のひとつは、日本で通う小学校を探し始めること

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モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間

名前
小泉里子/Satoko Koizumi
家族
3人(夫、3歳の男の子)
所在地
ポルトガル
お仕事
モデル
URL
小泉里子/Satoko Koizumi
URL1
SATOKO KOIZUMI 小泉里子

モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間

昨日、年が明けた気がするのは私だけでしょうか?

皆様、今年もあっという間に終わってしまいそうなので、気を引き締めて2025年も駆け抜けましょうね。
今年もどうぞよろしくお願いします。

さて、我が家の年末年始は、日本で詰めに詰め込んだスケジュールを送る日々でした。
楽しかった分、疲れもドッときてポルトガルに戻ってきてから1週間は抜け殻みたいになってました。
そろそろエンジンかけていかなきゃなと思います。

今年やるべきことは、17歳次男くんの留学先を調べて見に行くこと、そして3歳息子の小学校を決めること。

まだ、何もわかっていないと言っても過言ではないくらい、手をつけたばかりで、情報を共有できるわけでもないんですが、まず次男くんに関しては、本人の意思を尊重するのが私たちの役目かなと思ってます。

彼が今何を学びたいのか。将来のことを決めるにはまだ少し時間が必要な気がしますが、でも学生でいられる時間も残り少なくなっていて、その時間内に経験できることを最大限にサポートしたい。彼の意思に基づき、提案できる国、学校、施設を今年はたくさん見に行こうと思います。

そして3歳息子の小学校の候補決め。

だいぶ悩まされておりますが、唯一決まってるのは、日本に帰ること。これは海外に住み始めたドバイ時代から思ってることなんです。

主人の仕事のタイミングもあるけど、日本に帰る理由は単純に日本人だからです。

日本の空気を吸って、四季を感じて、日本のご飯を食べ、祖父母や親戚が近くにいる環境。
言葉や五感の基礎となる小学校の6年間は日本で過ごす、これは私の強い希望です。
「日本の教育は...」とか、「日本という国は...」とか、いろいろとマイナス面を耳にすることが多いですが、視点を変えれば良いところもたくさんあります。

まず日本語という難しい言語。

日本の教育で育ってきた人なら、読み書きができて当たり前で、それができることに何の違和感も持たないでしょう。できることが当たり前の日常だから。

でも海外で暮らすと、ひらがなの読み書きですら、親が本気で取り組まないと疎かになってしまうほど、とても難しいことです。日本人が多い国や街に住んだり、日本人学校にでも通えば多少違うかもしれませんが、海外での国語教育は容易ではありません。

そして何より日本語を習得するのは英語より難しいということ。

話すことはできるかもしれないけど、漢字に加え、ひらがな、カタカナの2種類の表音文字を理解し、文章を書いたり読んだりするのは、かなりの学習時間が必要だと思います。それを物心ついてからやらされるよりも、幼少時代から日常に取り入れたいと思うのです。

日本人である以上、日本語という母国語の習得は必須。
字を書くことに関しては圧倒的に減ってきた現代ですが、日本語の本を読みたいと思った時に読めるようにさせておきたいと思う親心です。

そして次に日本人としての感覚。

これこそ日本に住んでないと身につかない事のような気がします。四季はもちろん日照時間や天気、空気の匂いや土の匂いなど日本の日常の自然を感じることの大切さ。

そして日本の食。海外にいても家でのご飯は和食中心ですが、やっぱりないものも多いし、あったとしても日本クオリティには程遠かったり、野菜や肉も日本のものに慣れてると少々苦労することもあります。

味覚は幼少時代から培われると思うので、その点でも日本の食を日常に感じて育ってほしいと思うのです。

日本での子育ての優先順位はまずは上記で、教育面はというと、そんなに重きを置いてないのが正直なところ。
かと言って、どこでもいいわけでもないんですが。

確かに学費が高い私立やインターナショナルスクールに行ったら、それなりにカリキュラムもしっかりしてて手厚いのかなと思うけど、こればっかりは本人の意思もあってのことだし、学校自体良くても、その年の学年や先生によっても違うだろうし、運もあってのことかなと。

何を基準に学校選びをするか、そんな話題でもちきりの我が家ですが、話してても答えは見つからないので、実際に学校の雰囲気を見に行くのが早いかなって思います。今年の帰国時は、実際に短期で通わせてみたり、サマーキャンプに参加したりと見学や説明会に行くようにしようと思ってます。

そんな2025年。

どんな選択技が出てくるのか、まったく予想もできませんし、
これだけ言っときながら、息子が今のスクールに通いたいと言い出したら、その思いに答えてしまいそうな気もしないでもないですが。笑

ま、子育てっていうのは、家族会議によってどんな方向性にもなるように柔軟でいたいとも思います。


〈小泉里子さん連載〉
モデル小泉里子が綴る、ポルトガルでの家族時間

       
  • 冬休みは長野へスキー旅行

  • 積もり積もった雪斜面を突き進む息子

  • 城崎温泉にて

          
  • 温泉卵づくり体験

  • 義兄のバナナ園

  • じぃじとの日課は…

  • 娘と次男くん、姪っ子も一緒に長野へ。スキー教室は4歳にならないと入れないとのことで、息子のスキーデビューはならず…。でも雪遊びは楽しかったみたいで、また行きたいと言っています。娘たちはパウダースノーでのスノボーを存分に満喫したよう。

  • ソリのコースを作ると、上まで掘り進んで、かなりデンジャラスではありますが見事コースが完成。「僕がひとりでやるからママは待ってて」と頼もしい言葉も聞けて、男気を感じた雪遊び。ここを滑った私は背中を強打しましたが、ま、楽しかったから良し。笑

  • 娘の20歳のお祝いを義兄家族と一緒に行いました。兵庫県の城崎温泉は外湯を巡るのが醍醐味。息子も子ども用の浴衣を着て、練り歩きました。

  • 生卵を買って、自分たちで温泉の中に入れて待つこと7分。殻の上の部分だけ割ってトロトロの半熟卵をスプーンで食べる。息子は割ることに夢中で、卵は食べずにひたすら割っていました。

  • いつも食べているバナナがこんな風になっていることを知って大興奮の息子でした。

  • じぃじと庭の水やりが日課になりつつあった帰国時。海外に住んでいるとなかなか会えないので、こんな時間が貴重です。