STEAMカリキュラムが魅力!注目のローラスインターナショナルスクール
ローラスインターナショナルスクールのSTEAM教育①
- 名前
- Laurus International School of Science 初等部
- 所在地
- 東京都港区
- URL
- Laurus International School of Science 公式ウェブサイト
ローラスインターナショナルスクール(以下、ローラス)は、2011年に創立された日本で初めてのサイエンス・インターナショナルスクールです。2016年に東京都港区に初等部を開校。毎日サイエンスの授業が行われる独自の「STEAMカリキュラム」と、探求型・プロジェクベース型学習を通して科学的な思考を育成する授業スタイルは、これからの時代に合った教育として、多くの教育熱心な保護者たちに支持されており、120名(2020年9月時点)の子どもたちが通う初等部は、送迎バス、スクールランチ(選択制)、学童アフタースクールも充実したインターナショナルスクールです。
Bright Choiceではこれまで、STEAM教育やアート教育など、「知識を生きる力にする」次世代教育に注目してきました。(STEAM教育については、「アート学習は海外の常識?知識を生きる力にするSTEAM教育」もご参照ください。)ローラスも、「21世紀を生き抜くスキル」を学ぶことのできる学校の1つ。今回は、未来のイノベーションの源泉となるようなローラスの教育現場の中身をお伝えいたします。
まず、ローラス初等部では、変化著しく、複雑化する今日の社会で、子どもたちがグローバルに活躍できるよう、知識だけでなく「STEAMマインドセット」を身に付けられることを重視しています。
AIやIoT、ビッグデータなど、イノベーションの連鎖によって常に変化し続ける今日、子どもたちは社会に出れば、環境問題やウィルスの大流行など、答えのないグローバル規模の問題の数々を、自らの力で解決しなければなりません。ローラスでは、そのための知性と実践力を築き上げるような教育を目指しているのです。
ローラスの「STEAMマインドセット」育成の中核となるのが、「エンジニアリングデザインプロセス」という学習アプローチ。子どもたちには、「01.ASK→02.IMAGINE→03.PLAN→04.CREATE→05.TEST/IMPROVE→06. SHARE → 01.ASK...」という、PCDAサイクルを細分化したようなプロセスを、サイエンスに限らず、科目横断的に実践することが求められます。「エンジニアリングデザインプロセス」を通して日々学習することで、分野を超え、どんな問題に対しても失敗を恐れず試行錯誤を繰り返し、自ら模索しながら解決に導く力を養うことができるのです。
そして、最先端の設備の整った教育環境(3Dプリンター、ロボット、Drone、3D Printer、Z Space〈VR機器〉など)もローラスの強み。子どもたちは、テクノロジーを駆使しながら探求型学習・プロジェクト型学習に取り組むことで、「21世紀を生き抜くためのスキル」を着実に身に付けることができます。
さらに、サイエンス授業・探求型学習・プロジェクトベース学習の3つを基本軸としたローラスは、海外の最先端教育に敏感である点も大きな特長の1つ。プロジェクトベース学習で世界的にも著名なアメリカ サンディエゴにあるHigh Tech Highなど、海外の最先端教育を実践する数々の学校を訪問。世界の教育現場におけるイノベーションを常に研究し、ローラスの子どもたちに合った形で採り入れているそうです。
また、ローラスでは、ケンブリッジカリキュラムを採用。今後、中等部と高等部の設立も予定されており、将来的に海外の大学への進学の道筋が作られることも期待されます。将来ローラスの子どもたちが、「世界を切り開くリーダー」として活躍する姿を見られる日もそう遠くないかもしれません。これからのローラスの進展に要注目です!
次回記事では、毎年満員御礼の人気サマープログラム、「STEAM SUMMER SCHOOL」についてお伝えします。
〈連載概要〉
第1回: STEAMカリキュラムが魅力!注目のローラスインターナショナルスクール(本記事)
第2回: STEAM教育が外部生にも大人気!ローラスのサマースクール
第3回: STEAMマインドセットを活性化するローラスのサマースクール
〈参考記事〉
アート学習は海外の常識?知識を生きる力にするSTEAM教育