STEAMマインドセットを身につける!ローラスのサマースクール
Laurus International School
- 名前
- ローラスインターナショナルスクールのSTEAM教育③
- 所在地
- 東京都港区
- URL
- Laurus International School of Science 公式ウェブサイト
ローラスインターナショナルスクール(以下、ローラス)は、2001年に創立された日本で初めてのサイエンス・インターナショナルスクールです。
ブライトチョイスでは、「21世紀を生き抜くスキル」を学ぶことのできる学校の1つとして、ローラス初等部の教育現場の中身を連載でお伝えしています。連載第1回目では、ローラス独自の「STEAMカリキュラム」について、また、連載第2回目では毎年人気のサマースクール「STEAM SUMMER SCHOOL」についてご紹介しました。連載3回目となる今回は、1週間のサマースクールの集大成でもあるプレゼンテーション発表を中心にお伝えします。
ローラスのサマースクール「STEAM SUMMER SCHOOL」は、5週間にわたるプログラム。1週間単位で参加でき、週毎にテーマが用意されています。ローラスでは、毎年子どもたちが興味を持ち、わくわくしながら取り組めるようなテーマ設定を心掛けているそうです。
2020年夏のテーマは、"Planet Ocean"。今日の地球環境やサステナビリティについて、座学や工作のワークショップ、ゲストスピーカーによるお話を通して学びます。子どもたちは5日間にわたる多様な体験を通して、「STEAMマインドセット」を身に付けることができるのです。
そして最終日には、子どもたちが1週間の集大成としてプレゼンテーションする機会が設けられています。
1人あたり2分から2分半ほどのプレゼンテーションに向けて、子どもたちは毎日のワークショップタイムで自分で制作したプロトタイプを使った実験のプロセスをiMovieで撮影し、試行錯誤を通して自分が学んだことを1つの動画に纏めていきます。中には、動画に挿入する写真や音なども工夫しながら、オリジナルのアニメーションを制作した子どももいたそうです。
また、今回プラスチックごみが及ぼす生物への被害について学んだことで、サステナビリティ意識が高まり、エコバッグを持ち歩くようになったという子も。子どもたちの行動の変化から、5日間という短い期間でも着実に「成長」していることがうかがわれます。
また、iMovieにおさめたプレゼンテーションは、保護者もデバイスを使って閲覧可能。「毎日子どもがどのようなことに取り組み、何を学んだのかということがiMovieにまとまっており良かったです」など、保護者からの嬉しい感想も寄せられました。
短い期間で、主体的に考える機会と多角的な学びを叶える、ローラスのサマースクール。夏休みを使ってローラスの「STEAMマインドセット」を体感した子どもたちは、失敗を恐れず何度もチャレンジしながら創造することの意義を知ることができます。そんな子どもたちが、今後自分の未来をどう切り拓いていくのか、さらなる「成長」も目が離せません!
今年の冬休みのSTEAM WINTER SCHOOL 2020(2020年12月21日〈月〉~25日〈金〉)では、『Fantastic Microscopic Universe』 をテーマに、細胞、微生物、ウィルスなど、ミクロの宇宙を探求します。残席僅かのため、お申込みはお早めに!
〈連載概要〉
第1回: STEAMカリキュラムが魅力!ローラスインターナショナルスクール
第2回: STEAM教育が外部生にも大人気!ローラスインターナショナルスクールのサマースクール
第3回: STEAMマインドセットを身につける!ローラスのサマースクール(本記事)
〈参考記事〉
アート学習は海外の常識?知識を生きる力にするSTEAM教育