海外経験を活かせるチャンス!帰国生入試がある関東の男子中学校

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子どもの海外滞在経験がアドバンテージになる、帰国生入試。今回は、帰国生枠がある中学校の中から、おすすめの男子校の中学入試についてご紹介します。

海外で学んできた帰国生や、インターナショナルスクールに通っている子どもにとって、日本の中学受験はハードルが高いと感じることもあるでしょう。

しかし人気のある難関校の中には、一般入試とは別枠で、帰国生入試を設けている中学校もあります。
また、帰国生入試の実施校は、英語やグローバル教育、多様性教育に力を入れている学校が多い傾向にあります。入学後、海外経験のある子どもが個性を磨き、楽しく通うことができそうです。

魅力的な私立中学校が帰国生入試を実施していたら、今までの海外滞在経験を活かせる大きなチャンス。意欲的な帰国生の男の子は、ぜひ中学入試に挑戦してみて。

※各校の試験の実施や日程については、必ず学校HPにて内容をご確認ください。
※海外在住経験のないインターナショナルスクール生の受験資格については、各校に個別にお問い合わせください。


〈掲載情報〉※入試情報は2023年度実績
1.聖光学院中学校(神奈川県横浜市)
募集人数:10名
試験:英語 または 国語、算数

2.海城中学校(東京都新宿区)
募集人数:30名
試験:
【A方式】
国語・算数、面接(10分程度・受験生のみ)
【B方式】
国語・算数・英語、面接

3.立教池袋中学校(東京都豊島区)
募集人数:約20名
試験:国語・算数・児童面接(個人)
※英語(外国語)力は、希望者のみ面接時に口頭で実施

4.学習院中等科(東京都豊島区)
募集人数:約15名
試験:
①国語(筆記試験25分・50点、作文[日本語]25分・50点)
②算数(筆記試験50分・100点)
③面接(グループ面接・100点)

5.攻玉社中学校(東京都品川区)
募集人数:40名
試験:国語・算数20名・英語20名

6.佼成学園中学校(東京都杉並区)
募集人数:約30名
試験:
①作文(日本語 出願時に他の書類と郵送)
②面接(Zoom によるオンライン日本語面接・受験生のみ)


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  • 聖光学院中学校(神奈川県横浜市)

  • 海城中学校(東京都新宿区)

  • 立教池袋中学校(東京都豊島区)

          
  • 学習院中等科(東京都豊島区)

  • 攻玉社中学校(東京都品川区)

  • 佼成学園中学校(東京都杉並区)

  • 国際社会で活躍できる人材の育成を目指す、聖光学院中学校英語学習は、少人数制の授業に加えて、海外企業の訪問やボランティア、年間・学期単位での留学サポートが充実。ICT環境の整備にも力を入れており、プログラミング学習やオンライン英会話などに活用されています。

  • 海城中学校は異文化への理解や尊重を重視するグローバル教育を実施。国際社会でリーダーシップが発揮できる人材の育成を目指します。協働力や課題設定・解決力といった「新しい人間力・学力」を身に付ける学習として、チームで課題に挑む体験学習や生徒参加型の理科実験なども積極的に実施。

  • 「共に生きる力を育てる」を教育目標とする立教池袋中学校。グローバル社会に必須の力として捉え、学校生活でも多彩な個性や考え方を尊重し合える環境作りがされています。「生き方にテーマのある主体的な人間の育成」を目指した授業展開で、興味を探求できる選修教科や選択講座も充実。

  • 多くの社会のリーダーを輩出している学習院中等科。教育理念の1つにも「ひろい視野」を掲げられています。社会貢献ができる人材を育てるために、多様な個性を育む環境を整備。国際交流もさかんで、海外への短期研修や留学、また海外からの留学生受け入れなどが行われています。

  • 中学3年間は帰国生のみの独立クラスを設けている攻玉社中学校。日本での学校生活が不安な男の子も安心です。海外経験を活かしながらも、行事などは一般学級の生徒と一緒に行うので、自然な流れで学校生活になじめるはず。高校は志望校に応じたクラス編成で、難関大学の受験も目指せます。

  • 佼成学園中学校は、ICTやネイティブ教員を活用したハイレベルな英語教育を実施。希望すればグローバルコースを受験でき、異文化交流や平和学習の機会が豊富なカリキュラムで、国際リーダーを目指せます。帰国生や英語力の高い生徒に向けた英語取り出し授業「SEクラス」があるのも特徴。